は行

は    

バイオ・インフェルノ
★★★
ザ・クレージーズと、似た設定。細菌が研究所内にひろがり、感染者は凶暴化。
しかし、これが、あっさりと限定区域内でおさまっちゃうハッピー・エンド。
「そうか、コンタクトレンズの消毒が……。」で、オトしてる場合か?
スリリングなんだけど、基本理念に賛同できませんでした。


バイオ・スキャナーズ
★★★
スキャナーズの二番せんじ? 薬を飲んだ人が、変形して死んじゃう。
ただ、それだけ。地味な印象は拭えず。緊張感のないドラマが延々と続く。
ぐねぐね、変形のタイプがとりどりあるのは、いんですが。


バイオ・スピーシーズ BIO SPECIES 1994
新生命誕生
★★★☆
これまた、ありがちなお話です。

「月に廃棄処分にしようと軍事開発したウイルスが、アメリカに墜落。
特別任務を帯びた軍の兵隊が回収に向かう。無事発見。
秘密保持のため、リーダーはメンバー全員射殺。
ところが、そのリーダーはウイルスに感染してしまっていた!!
生き残りの兵士が、軍に救援を求め、軍はまるごと抹殺しようと、
さらなる一隊を送りこむ。」

生き残りの兵士が森に住む姉弟と協力して、怪物を倒す設定とか、
すごく愛国心あり、家庭を愛する老将軍が任務に呼ばれるとか、
ウイルスが実は敵にではなく味方に感染させて、戦闘力を高めるものだったとか、
いろいろ目新しさを狙っていますが、
あまりに後半の進行がタルイのと、
肝心のカイブツがイカさないのとで、
あっっましなあ…………、という作品です。


バイオゾイド
★★★★★
近未来。核戦争のため、人類はシェルターの中でほそぼそと生きながらえていた。
さらに、疫病のため、危険をおかして薬草を手にいれないと、死んでしまう。
さらにさらに、屋外には、ものすげえ怪物がうようよしてて、
こいつが人間の女を犯す。犯された女は妊娠中でも、遺伝子をのっとられて、怪物を生む。
すげええええ、設定! しかも、ややチープ。フィルターがかった、地上の圧迫感。
これは、名作といっていい。


バイオノイド
★★★
バイオゾイドというのもありました。こっちは、ノイドです。
これってさああ、本当に劇場映画なのかしら。ハナシになってないじゃん。
いつの間にか、フィアンセがロボットと入れ替わってて、近づく人もロボットだったりする。
盗まれた街のパターン。しかし、フィアンセの安否も、陰謀についても、何も語られない。
最後に(頭きたから、ネタばらす)トレンチ・コート、イメージ・シーン。
「彼のロボット・ハンターとしての旅は、今、始まったばかりなのだ。END。」
そりゃ、普通、To Be Continueだろーが! 目が光る戦闘力バツグンのロボットはかっこいかった。


背徳の仮面
★★★★
病院勤務のおそうじ人が、知合いの医者が死んじゃったんで、
医師免許とか勝手に奪って、面接受けてお医者さんになっちまうという話。
すっげええなあ、いきなり、外科の救急外来だぜーーー!
マトモに国家試験受かったヒトでも、まず、使いものにならないとゆう。
で、とうぜん、めっちゃやって、オコられ、やさしい看護婦さんに教えてもらって、
だんだん医者らしくなっていいきます。もちろん、ロマンス。セックスしちゃう。
ところが、まあ、いろいろ、昔のオトモダチかなんか来て困って、殺しちゃう。
さあ、どうなるんでしょうか。
なかなか、興味深いんですが、そんんなカンタンにお医者になれたら、
だーれも苦労しないぜっ!!!!!!

ハイパー・サピエンス HYPER SAPIEN 
★★★
「コンタクト・ファンタジー」とでもゆうのでしょうか。


1986年。うんと悪く言えば「ETバッタモン」のうちのひとつです。
この作品では、地球に降りてくるのは、

1、超能力を有する少女
2、幼女、
3、三目、三本足のほ乳類系クリエチャー(<ただしガソリンを飲む)


場所はアメリカの大自然。
相手は自然を愛する青年と、理解ある開拓魂あふれるおじいちゃん、
自然の息吹きを肌で感じることのできるインディアンのおばあちゃん。
彼等の心の交流を描く作品です。
当然、少女と青年は恋に落ち、絵に書いたようなハッピー・エンディングです。
「『スター・ウオーズ』、『インディー・ジョーンズ』のスタッフが手を組んだ。」そうです。
そういわれてみれば、とろとろ甘口のスピルバーグ路線とでもいいましょうか。
悪意の人間はひとりも出てきません。まさに、ファミリー向けのSF作品です。

うーん、悪くはないのですが、
深夜、荒んだ精神の癒しとするにはナマッタルい作品です。
セリフを読みながら、はや送りで観ました。
昼間、コドモたちとみれば、また話は変わったでしょうが。。。

しかし、「宇宙は地球を許さない」というキャッチ・コピーはうそっこだあ!


ハイライダーズ HI-RIDERS
★★★★
これは1977年。しかし、この画像の荒れよう、風俗は70年代初期だ! どーみても!
今度は暴走族でも、クルマの方です。


「主人公とヒロイン(<スゴ腕メカニック)が、賭けレースで勝つけど、敵は逃げた!
で、追っかけてったところ、暴走青年達のアジト!
ヒゲ若造とか、デニム・おっぱい・ヘソだしオンナ(<わかるよね! 70年代!)
とか、わんさかいる!!! っむっちむち! で、まず感激!
逃げたヤツが「アイツはイカサマだあ!」っていうけど、
冷静なリーダーが「もっぺん正々堂々とやれっ!」って主人公勝っちゃう。
で、
「新しい仲間だ! 歓迎だああ!」って、和気あいあい、
酒場でパーティー! おっぱいぷるぷる!
で、村の有力者のオヤジの暴走ムスコと勝負! で、また、和気あいあい、で、
ビール飲んで、大騒ぎ! ダーーンス! 当然、おっぱいぷるぷるシーン続出!」


こんな乱チキ騒ぎで、1時間は費やします。


で、レース中に暴走ムスコ事故で死に、
怒ったオヤジが、「ころせー!」
てわけでオヤジ配下のショット・ガン軍団が皆殺しにかかります。


やってる時間のほとんどが、
コキタナイアメ車とピッピーのバカ騒ぎばっかし。
しかも鮮明でないぼてぼて映像っちゅう、
なんか、得した気分になる作品です。
こーゆーの好き! 
2つとも、近所のジャンク屋で390円、あまりにダサイ・ジャケに
ひかれたのですが、よかったぜいー!

ハウリングIV
★★★
田舎に静養に行った女流作家のだんなが、いろいろ伏線があってから、
セクシーな現地人とセックスして、狼男になっちゃう! という話。
ハウリング I と似たシュチュエーションです。
ところがですねえ、困ったことに、ヒロインがまったく可愛くないんですよお。
どっちかっていうと、XXの部類じゃないでしょうか?
性格的にも、あんまりですし。こ・れ・は・つ・ら・い!
感情移入できないし、やられるところを観たいという気にもならないし。


ハウリングVI
★★★★★★★★
うって変って、これは傑作幻想映画です!
ある美しい田舎町。放浪して少年がやってくる。
陰のある少年は町で働き、人々に愛されるが、けっしてこころを開こうとはしない。
同じころ、カーニヴァル・サーカスがやってくる。
支配人は、フリークスをかわいがる美青年。彼は少年の秘密を見抜き、配下にしようとする。
折りも折り、殺人事件が頻発。嫌疑は当然、少年に!
さて、少年の運命は? そして、美青年の正体は?
絵が良く、キャラクターがいい! 役者が生きてる!
主人公、敵役はもちろん、少年を信頼する老大工。その娘。フリークスの友人。
泣ける場面も、いっぱい!(私って、フリークスに弱いのかなあ?)
こんなに、いい映画をB級にしとくにはもったいない!


ハカイダー
★★★★★★★
雨宮慶太監督作品。
「おまえが善なら、おれは悪。」のコピーもかっちょいい! 
短い時間ながら、1つの世界を構築しました。
説明がしきれていない設定もあいかわらず、なのだが、マイナス材料にはならない。
Xファイル・シリーズより、よっぽどいい。
孤高の美学と、バイオレンス・アクションの連続。
ものすごく「くさい」セリフをいい放っても、違和感が生じないだけの空間。
ダーク・ヒーローの独壇場。スキモノをにやりとさせるオマージュも、あり。
しかし、ここでも「そいじゃあ、ハカイダーって何ぞや?」って、ことになるかな。
ならべて言うなら、「仮面ライダーZO」が起。「仮面ライダーJ」が承。
「ハカイダー」が転。みごとにその通り。それじゃあ、結は?
仮面ライダーにもどるか? 意外と、超リアル・ゴレンジャーだったりして。


バスケット・ケース
バスケット・ケース2
バスケット・ケース3
★★★★★(すべて)
いわゆるバスケット・ケース・トリロジー。クズとこきおろす人もいます。
しかし、私には、ある種の「痛み」を癒してくれる、傑作としか思えない。
不幸な兄弟が、安息の地を得るまでの、冥府巡り。
映画フリークスに捧げる、オマージュのようでもあります。
ですから一度は、じっくりと腰をすえて、ごらんください。
ベリアル兄さん。悩み多き弟さん(マイク・ハリスンに似てます)。
一見常人のようであるが、お腹から矮人の生えている彼女。
カラフルにデフォルメされたフリークスたち。
ベリアル兄さんの嫁さん、可愛らしいこどもたち。などなど。
ステキな仲間たちが、あなたを歓迎してくれるでしょう。
「ユニークは個性! ユニークはすてき!」なのです。


はきだめの悪魔
(採点遠慮)
これも、私的には???。当時、評判は高かったんですが。
ワインを飲んだ浮浪者が、どろどろに溶けて(とはいっても、グロというより、サイケ)、
破裂したり、シブキを飛ばしたりする話。
沖縄のカフェ・バーでやってた、と、いえば、そんなに恐ろしくないってのがわかるよねえ。
色彩豊かなとこだけ観たけど、家でみると、なんか、テンポがつらく、
ギャグがかった描写もきつかった。


爆走の報酬 THE PEACEKILLERS 
1971年! アメリカ!
★★★★
「裏切り者は許さない! 狂犬暴走族の鉄の規律が美女を追い求める!
赤裸々(<死語)な青春バイオレンス・アクション!」


いやあ、なんちゅう!!!


ひでえ、アクラツな暴走族がいて、もう一方では非暴力主義のヒッピーのコンミューン
(<ウッド・ストックみたい)があるんですよ。
で、暴走族のカシラのオンナがヒッピーの教祖のオンナんなっちゃったんで、
さーーーー大変!〜
なにしろ、
この暴走族、「ヌケたオンナはマワす!」という鉄のオキテがある!
対する教祖は「彼等だって、平和を求めているのだ。話せばわかる!」
で、てんで、カミあわず、ひでえことになる。
暴走族にウラミを持つ、黒人パーマ女ゾク長もでできて、
「アタイラがチカラになるわよっ!」
さあ、みつどもえかあっ!


ラストはタテもナニもありゃしない、
シロウト乱闘シーン雨アラレ!!
いやああ、70年代の青春してますねえ!!!

バグド
★★★★
なんと、登場するのが黒人ばっかりの、
トロマのおちゃらけホラー!
これは楽しい!!
しかも、どうしたものか、日本語吹き替え版ときた!

生物に突然変異を起こす薬品を廃棄のために輸送中、
なんと、害虫駆除会社のトラックと衝突!!(<バカだねえ。。。)
殺虫剤と入れ代わってしまう!! (<バカだねえ。。。)
そして、駆除会社のメンツが各々の採集したゴキブリをつかって、
コンクール出品作品の観賞中、(<バカだねえ。。。)
有名な黒人美女の詩人から、依頼が来た!!
仕事をそっちのけで、ナンパに走る職員!(<バカだねえ。。。)
ばらまく進化ガス!(<バカだねえ。。。)
巨大化知的化し、増殖するゴキブリ!!(<バカだねえ。。。)
なんじゃこりゃああ! ってんで、始まる大騒動!!(<バカだねえ。。。)

いや、もう、理屈抜きで楽しめます!



裸の銃をもつ男
★★★?
ギャグ、パロディに次ぐギャグ! 
次になにがでるかと、一瞬たりとも、目が離せない!
しかし、見終わってみると、なんにも覚えていなかった。


バタリアン
(採点辞退)
こいういうのは、苦手。コミカルなホラーっていうのは、ちょっと。
こわくて、グロくて、その結果、笑っちゃうっていうのは大好きなんですが。
あと、センスが自分のと合致すれば、いいのですが。トロマとか。
「さあ、笑え!」と、役者がまじめにおちゃらけな演技してたり、
「どお? しゃれてる?」みたいなのはつらい。


バタリアン2
(採点辞退)
上と似たような理由で、これも苦手。

発狂する唇
★★★★★★★★★★モンだぜっ!
なんだあああ!!!!こっっっっれえええ!
すばらしい大傑作!!!!
じゃないですかああああ!!!!!!


も!!!!
「リング」も、「らせん」も、「パライブ」も、「漂流教室」も、
ツメのアカせんじてのめえーーー_!!!!
いっやいどうゆう脳味噌してたら、こんなスバラシイ作品ができるんだああああ!
オレが監督だったら、挑戦したいぜえええええっ!

「母親とムスメ二人。
その兄貴、連続殺人犯で、家族は世間のヤリダマに!。
ムスメ、思い余って、あやしげな女祈祷師に兄の探索を依頼。
祈祷師の助手が母娘を犯しまくり、
殺人し浴室でばらばらとか、
いきなりムスメがアイドルのりで愛のテーマ・ソングを歌っちゃったり、
被害者の遺族の方とのどばどばの殺し合いとか、
わけわかんない諜報部員の介入とか、
クビチョンパとか、
悪魔の復活とか、核ミサイル発射とか、
すばらしい展開! サイコウっ!」


バリバリの緊張感! 
そこはかとない、哀愁!
不条理の中の、ミエミエの展開!
ベタでベタでどうしようもない音楽!
ざーーーーとらしいオヤジ的ギャグ満載!
いきなりギャグちゅうか、見事なカンフー!
もーーー
一瞬たりとも退屈させない
至高のエンターティメント!
これはもう!
「映画版クレヨンしんちゃん」の世界!
アダルト・実写版スラップスティック・コメデイ!
だから、母ムスメやっちゃうとか、
死体との二穴ぜめとか、遺族皆殺しって、
ヒワイとか、ムゴイとかじゃなくて、
いわゆるしんちゃんの
「ハンケツ星人シリだし〜〜〜!」
の次元
だと思うのですよ。
ただ単に観客のドギモを抜いてアキれさせようという。
だってぜんぜん、エロいタメがなくて、ただ、おっぱいぐにゅ!
それも、そのためにいるようなアホな助手キャラが。
だいたい、ヌレもさせんで、はいるかよっ! 特にケツ!
ちんちんの方が血まみれるぜっ! 
そして最後の
定番! バカッポなオチ!!!
しかし、それにしても、こんな凄い映画をとれるお方が日本にいらっしゃるとは、
感動しました!
Mapiさん、ほんとにありがとう。
マジでエキサイトしましたああ!!!!

80万年後の世界へ タイム・マシン 1960
★★★★
ウエルズ原作の有名なSF映画です。
これって、据え置き型のタイム・マシンなんだよね。
とにかく、バロム・ワンのマッハ・ロッドみたいのに、座ってスイッチ入れると、
ぐんぐんまわりの風景が変っていく!
「???? ちょっと、待ってよ! これって、外からみてると、石像みたいになってるって
ことじゃないの? 空襲とか、やられたら、そのまま焼失じゃないのかなあ?」
で、人間の形をしたヤバン人のムスメに恋して、
シャルターの生き残りのサルヒヒ文明人と戦うのですよ。
しかし、なんと虚しい戦いだろうか。
ヤバン人側にまったく「ヤル気」ってもんがないんだから。
これなら、サルヒヒの方に協力して、食う前にいい女を世話してもらったほうが、
シアワセって気がするんですけど。

ハードウェア
★★★★
おいおい、これってもしかしたら、Aクラスの作品?
デティール、世界観、日常生活、荒涼とした現実、んなかでの希望……。
とにかく、作品世界が完璧にできあがってアートしてるぞ!
イギー・ポップに、モーター・ヘッドに、P.I.L.がサントラ。よくあってる!
ブレイド・ランナーみたいなカルトになってもいいくらい、よくできてる!
近未来。放射能汚染都市の中で、サイバーに投げやりに、
それでも、希望と諦念をもちつつ生きる男女。
男が砂漠から、こわれたロボットを拾ってき(たのを買っ)て、女にプレゼント。
ところが、そいつはなんと、政府が人口削減政策のために開発した、
究極の殺人マシンのプロトタイプであった!
ひとり対決する女!
カメラ・ワークやら、フィルターやら、画像処理が激しすぎて、
女の像が印象に残らないけど、まあ、未来の寓話だからいんかな?


ハード・カヴァー
(採点遠慮)
比較的、新しいめ。ついこの間、みたのだけど、ほとんど印象に残っていない。上品な作品。
なんか、本をめぐって、女の人が黒衣の男におびやかされて、最後にSFX みたいな感じでした。


バトル・シップ BATTLE SHIP 1997
★★★☆
ああら! っっけこおう新しいのねん!

「宝石強盗。極悪人のエメラルドを盗みにいって、
ブロンド美女救ってコンテナに閉じ込められる。
運ばれたところは、なんと、極悪人が乗っ取った宇宙囚人船。
殺人美女サイボーグ(<いきなり、おっぱい!)をはじめとする極悪囚人脱走!
乗務員を人質に。宇宙基地では、ミサイル発射!
さあ、カップルの運命はっ?」

いかにも、メジャー。
美男、美女、ステレオ・タイプの悪役。
危機の連続、しゃれた会話(<のつもりだろー)、そして、ハッピー・エンド。
絵に書いたような、よくあるストーリー。
しかし、そこそこ楽しめます。
美女っていいですね!

花園の迷宮
(採点回避)
大作ってことで、
「島田陽子主演、江戸川乱歩賞の原作、高級遊廓に起こる連続殺人!」
つうことなのですが、これはもう、ボケボケ!
(ノ ̄д ̄)ノ========卍д ̄;)ノ
最後まで観るのに、3回は寝た!
こんなもんをありがたがらせるんだから、日本映画は斜陽になっちまう!
ネタ、犯人は、のっけから割れちまって、意外でもなんでもないし、
遊廓といっても、えっちでも、官能的でもないし、それらしい退廃空気もない。
「何をやりたかったんだー? 一体?」
まず、大体にして画がダメ! 視覚的エンドルフィンなし!
先をみていくにに、エライ忍耐が要求される。
殺人シーンも刺激的でなく、ヘンな情緒に流れていて、「だからナニっ?」


こりゃあ、製作者のせいでなく、
こっちの感性と相容れなかっただけのハナシかもしれないけど、
とにかく、シンドかった!

バーニング・ムーン
★★★★★
ステキな悪趣味映画。
イカレたヤク中アニキが、夜、留守番&妹の子守りをいいつかった。
腹立ちまぎれとばかり、次から次へと、グログロ話を聞かせてあげる。
いやがって泣きさけぶ妹に。という、2話オムニバス。
この、グレートな設定だけで、もう、にたにた笑いがこみあがってしまった。
設定通りのヤケクソ・ぶっとび物語に、とってつけたようなエゲツないエピソード。
2話の最後に、唐突に出てくるわけのわからん「地獄」のシーンには、
胸が悪くなるくらいヨロコんでしまった。やっぱ、趣味おかしい?
皮剥ぎベロベロの亡者か、ゾンビか、ってやつらが、
やたら熱苦しいところで、股裂きあったり、アナ開けたり、
食いあったりしてんの。この監督、センスいいよ!!
もう! グロゲロ大会!!


ハネムーン・キラー HONEY MOON 1985 スランス
★★☆
一時期、話題にならんかったっけ?
サスペンス・ミステリーです。

「主人公はフランス人女。
ヤク中のカレ氏がパクられ、ビザ切れ。
アメリカに滞在したいがために、カネを払ってアメリカ人と擬装結婚。
ところが、その相手ってのが、すごっくヘンなヤツで、逃げ回ってもつけまわす。
ハモノは振り回す。で、正体はっ……?」

ストーカーものに近いハナシですわ。
まあ、それなりに「正体は? そして、理由は?」で、
ひっぱってもくれるんですが、
結末も、タネ明かしもドッチラケ!
しかし、なによりも致命的なのが、主人公の女性です。、
華がない。
イロケがない。
…… 感情移入のしようがない。
しかも、ナンだーカンだー言って、
シリが軽い!
同情の余地もないです。

ハビタ 新種生命体 HABITAT 1997アメリカ作品
★★★★
これ、よかっったああああ! うるるん! うるるん!
最初は、
「なーーんんだ! 
近未来破滅SFに、ホーム・ドラマ&青春ドラマなんかもちこみやがって!
しかも、103分はなげーぜ!」


って、カンジだったんですが、まあ、前半はありきたりとして、
後半はいろんな要素の絡まりあったクライマックスの連続!
これはいいハナシを見させてもらった!
ストーリにはいろんな要素が交錯しています。


「オゾン層が破壊され、昼の外出ができず、植物も絶滅寸前の近未来。
父母ハイスクール息子の三人一家。ひっこしばかりで、ムスコは頭にきてる。
父は人間を自然と合一させる進化の研究をしており、家がめちゃくちゃになるから。
で、突然、事故で成功! めでたく父は進化! 家はジャングルになっちまう。
母もよろこぶが、息子は『マトモなニンゲンで、マトモな生活がしたい!』と怒る!
行った先に美女ひとり。バカ厳しい体育の教師のムスメ。そいつの子分の卑劣な同級生。
息子はさんざんなイジメに会うが、やがて、美女とねんごろになり、
父の研究の意義のわかった頃には、家は追手の組織に燃やされそうになる。
おまけに、美女父体育会系オヤジも潜入してくる。
ば〜〜〜〜か〜! んなもんに負ける一家じゃありゃへんわああ!!!!」

って、話です。
イジメにあう青春物語とか、
父親に反攻するカップルとか、
マッド・サイエンテストによる進化人類SFとかってのは、
もーーうんざり
なのですが、この物語に関してはシェイクのセンスがいいっちゅうか、
ウイッチと化してしまうママがステキというか、
けっこうほろっとさせられてしまいました。


けっこう有名なスタッフのようですが、やる時はやるもんですね! 感謝!
「バイオ・ホラー」っていうより、
「ロマンティック・サイエンス・ファンタジー」でしょう。



パペット・マスター 
★★★☆
これ、第1作目ですね。これ自体はとてもいいんですが、
先に「パペット・マスター 惨劇のパーティー」を観てしまったので、
お人形さんたちの活躍が前半で、見られないのがとてもさみしいです。
「トイ・ストーリー」をおちょくったような6本腕のカウボーイは、
まだ、出演しておりません。
手ナイフ、ドリル頭、腕デカ頭ちょこんの3人が活躍します。あとは、顔くるくるピエロですね。
そして、あのセクシー美女人形!
(ジャケに「ディープ・スローター」ってあった。マジ?   んでもって、
一緒に観てた妹に「うわああ! こいつ、アニキの趣味、そのまんま!」といわれた。)が、
SMプレイ中にキンパクされたオトコのチチをなめて、よがらせつつ、
オクチからヒルをゴバゴバ吐いて殺しちゃう
という気持ちよさそうなシーンがあったので、大満足でした。

それにしてもマゾなら、マゾらしく、喜んで死ねえ! 
「悪魔のしたたり」のザルドゥ師 を見習ええ!
痛がるなあ!!
もお! ハンパでどーする!
(註・ワタシはヘンタイではありません。。。<ネンのため。。。)

パペット・マスター2 1990 
★★★★
どうも、これは「惨劇のパーティー」という後の方の傑作を最初に観て、
あと、順番バラバラなんで、う〜〜〜〜ん。適切に評価できるかという、
疑問はあります。

ですが、このシリーズは大好きです!
罪もない被害者よりも、愛らしい人形の方にどうも感情移入してしまいますね。
とくに、口からガバガバとヒルを吐くセクシーさんには、
もーーー、まいっちまうなあと。
1と2は、人形が悪役なんすよねえ。


で、人形をあやつる悪人の裏切りに怒って、反逆するというネタがメインですら。
あ、「惨劇のパーティー」もそうか。
3の「vsナチス」ではもう、完全に「正義の味方のお人形さん」ですが、
『人形には、人形の価値観と倫理がある』
って設定がステキですね。
で、今んとこでてるシリーズはすべて観たわけなんですが、
これはけっして、「ホラー」というジャンルではないんじゃないかと。
どちらかというと、
「詩情あふれる哀愁のファンタジー」ではないかと、
思います。


パペット・マスター3 ナチス大決闘
★★★★
このシリーズ、最初のうちは、
「あんまりコワくないけど、人形がかわいいなあ。。。」
程度の認識だったのですが、
回を重ねていくごとに、単なるオソロシ物ではなく、
底辺に流れる詩情みたいなものがなんとなくわかってきて、
ますます好きになりました。

今回の見物は、
あの、「手がナイフ&フックの殺し屋人形」と、「ヒルをばごばごのセクシー人形」の
ま、言わば製作秘話ですか。
あのものがなしいテーマが、耳について離れません。いいなあ。

パペット・マスター 惨劇のパーティー
★★★★
(Mapiさんに感謝)
異色人形ホラーというよりも、パペットのキャラクターを心ゆくまで楽しみましょう、
という作品でし。
手先の器用な知性に不自由な青年が、不思議な人形使い父娘にやとわれる。
で、この父娘は見せ物をやっているわけですが、
人形はヒモがなくても、勝手に動く。
ストーリーに整合感がなく、タネあかしもないです。それもいい。
ただ、一番残念なのが、人形狂乱シーンの少ないこと!  これがなんとも残念でした。
人形のキャラはとても、いいです。
これだけで、楽しめまっす!

1、キラー。両腕が刀になってて、こわい顔。
2、頭がドリルになっているオカマ。「最初、なんじゃこりゃ?」 だったけど、これで、コカンをぐいーーん!
3、手が6本のカウボーイ。これって、「トイ・ストーリー」へのあてつけじゃあ?
4、ピン・ヘッド。「フリークス」から来てるのかね。カラダがでかくて、アタマが小さい。
  ヒロインのボディ・ガード。でも弱い。
5、色っぺえ、ねえちゃん。活躍を期待したのだが、出番が少なかった。。。
6、顔がくるくるばらけてまわるピエロ。(秀逸なアイデアだと思う。)
7、これも、「トイ・ストーリー」へのあてつけ?
  オチとなる、ロボット人形。ブキミです。

ハムナプトラ 失われれた砂漠の都
★★★★
マダムが借りてきて、一緒にみました。
メジャー超大作のようです。

「3000年前、ファラオの愛人と通じて人喰いスカラベと埋葬されたボウズ。
生きながらにして、ミイラにされ、墓を荒らすものがあれば、
無敵の悪と化して人類に災厄をもたらすだろう。。。
ヒロインとヒーローと、ヒロインのちょっと情けない兄貴が、
いろんな冒険の末に復活させてしまって、さあ! 大変!
テキはめっちゃ強い! 最後はヒロインが愛人復活の生け贄にっ!」

ちゅうネタで、これまたお金をかけて退屈させないように
すげーゴージャス攻撃! SFXもセットもすばらしー!
メジャー冒険大作の定石、
いっぱいのアクション、ちょこっと上品なホラー、
そして、最初は反発していたヒーローへのロマンス。
てなもんで、スマートにエンターテインしています。
まあ、観てて損はしません。
徹底的な感動や、うごーーーっちゅう感激はないですけど。

ハムナプトラ2
★★★★
これもまた、金とアイデアがテンコで、楽しく、損はしない映画ですね。

「死の神アナビスと契約したサソリ大王を復活させ、
前作で退治されたミイラ坊主を使って、
ああたらこうたら、世界制服を狙う悪モノに、
前作のヒーロー、なぜか急にたくましくなったヒロイン(結婚済)、
クレバーな二人のコドモ、
そして、相変わらずいい味のヒロインのアニキが挑む!」

いやあ、最初は1の2番煎じかと思ったら、見どころ満載!


1、なんちゅっても、主役がヒロインに移行!
  これは、「女性アクション映画」だっ!
  きっと続編決定後、ジムにでも一生懸命通ったのだろう、この女優さん。


2、1で退治された『最強』ゾンビ坊主復活!
  しか〜〜〜〜〜し!
  「復活悪役は弱い」という、ドラゴン・ボールや、セイント・セイヤでもお馴染みの
  黄金の定義により、よわっちくなっててがっかり。
  すげー悪役同志の魔法戦を期待していたのに!
  ラストの「女、男の窮地を命がけで救うかどうか?」の試練に破れ
 (<これ、あんまり、死を賭けた恋じゃなかったのか? 3千年で愛が薄れた?)
  消えてゆく姿はかわいぞー!


3、せっかくのサソリ大王、アナビス兵士、弱すぎ! 期待はずれ!


4、主人公、ヒロインの前世のつながり方が上手すぎ!
  あっぱれっ!
  ファンタジーの定型! 秘密がわかって、ノリが出る。


5、なっちゅっても、善ヒロイン対悪のヒロインの絡みがかっちょいい!
  (オレはこればっかだ! モンクあるか?)
  しかし、
  悪のヒロイン、もっと残酷で悪ラツで、卑怯でなきゃ、つまんないっ!
  存在感からして、善ヒロに負けとる!
  (オレは悪ヒロに関しちゃウルサイのだっ!)

なんだかんだ言っても、1より楽しめた気がする。

パラサイト PARASITE 1998
★★★☆  
これって、KISSの曲と同じタイトルじゃーーん、てどうでもいいか。
しかし、同名のB級ホラーも観た事あるよん。

「テキサスのハイスクールで、ラグビー・チームのエースが勉強に専念するため、
退部しようとした矢先に、まわりの生徒や教師がどんどんヘンになった。
オタク少年が宇宙からきたヘンなものを見つけて、
金魚の水槽にいれたら、それは金魚にとりついて増殖した。」

もう、ネタは割れたね! 人間寄生型のエイリアンです。
いやああ、使い古されたハナシだなー、と思って観ていたら、
主眼はどうも、個性豊かな高校生キャラにあるらしい。
教師が乗っ取られたのを知って、警察もすべてダメ、
で、なんとか、戦おうと決意するのだけれど、
ラグビー選手のスポーツマン、
カレに憧れるレスビアン・ビッチ(<ステキ!)
オタク少年、
カレをコキ使う委員長的新聞部の女部長、
ただ泣きわめくだけのオンナ。
謎の美少女転校生、
やたら化学に詳しいヤク中の不良、
さらに、
いきなり寄生されてイケイケになってしまう内気な教師(クビがコロン)やら、
なにかと賑やかです。

なんじゃー、いきなりメジャーな雰囲気やなー。
と、思ったら、あの「スクリーム」のケビン・ウイリアムスが脚本でした。
だっから、学園青春キャピキャピ、古典SFうんちく付の明るい侵略SFになってしまった。
しかし、この人、ホラーほど、SF映画には詳しくないんじゃないのかなー。
上記キャストにSFマニアがいて、「ボディ・スナッチャー」とか、「人形使い」とかの、
映画を参考にするシーンがあるんだけど、もっといろいろB級にはあるだろー、
てな感じです。


しかし、
「エイリアンも、MIBも、未知との遭遇も、真に侵略があった時に、
『映画じゃあるまいし』と地球人にいわせるための、マインド・コントロールで、
スピルバーグは侵略宇宙人の手先に違いない!」

ってのは、マジおかしかったああ!
じゃあ、円谷プロダクションなんてのは、なんなんでしょうか?

パラダイム
★★★★
職人、ジョウ・カーペンター監督。かのアリス・クーパーが怪しい浮浪者の役で出演。
異常な屋敷に、科学の粋を集めた機械装置をいれて、謎をとこうとするが、
次々と勃発する怪現象。屋敷の地下には太古より眠る液体(?)が封印されており、
この時代に復活しようとしていたのだ!
緊張感は継続、乗っ取られる人々、そして、正体は?! タイム・パラドックス?!
で、最期の最期で、話がよくわかんなくなり、下がるボルテージ。
識者によれば、「地球の危機をほのめかして終わる優れた手法」なんだそうだ。
うううううん。私がニブいのかあ。


ハルマゲドン
★★★☆
なんじゃこりゃ!
「ガンコおやじが娘のカレシを認める。」
ってだけのハナシじゃないかあ!!!


スティーブンのムスメ、イケイケでインだけど、目と口がオヤジそっくり!
「カムトゥゲザー」やら、「やりたい気分」やら、なつかしエアロ・ナンバーもぐー!
最近大作に良く出てくるサイコな天才狂人の役者さんも、いいアジ。
さすが、テンポがいい。いいセリフ。男のロマン、ムンムン。
でも、余計なシークエンスが多すぎないかあ?

「ハラたつこと? 
ジェスロ・タルをメンバーの名前だと思っているヤツがいることさっ!」
って、いいなああ! マニアだっ!


ハロウィン HALLOWEEN
ハロウィン2
★★★★
ドク・ヤマザキも敬愛するジョン・カーペンター監督の出世作!!
こりゃ、しかし、1と2を続けて観ないことには、十分良さが伝わんないにいじゃないかなあ。
正直、1の方は、本題に入るまでに、長すぎるもん。
ショッキングなシーンは、ちょっとだけ。
で、1で死ななかったブギーマンが、こんだ、病院で大暴れ!!
(しかし、医者一人、看護婦3人、看護助手1人、で、あんな救急病院って、やってけんのかしら?)
いいぞ! いいぞ! やったれ! の連続!
きめこまやかで、ひきしまった空気が、快感です!

ハロウイン3
★★★★
監督はちがいますが、製作・音楽があの、ジョー・カーペンターなので、
絵もきっちりかっこいいし、「ハード・ボイルド&ナルシズム」テイスト健在です。
まるで、ショッカーの悪だくみです。
スーパー・シェアを誇るハロウイン・マスクの製造メーカーが、
ストーン・ヘンジを強奪(<すげっ!)、その古代超エネルギーをマスクに埋め込み、
テレビ・プレゼント・コマーシャルとシンクロさせて、
全米何百万の子供のアタマをどろどろにぶっ飛ばし、
虫やら、ヘビやらをじくじく出現させて、ケルトの神様の生け贄にしようという、
すばらしくナイスな計略!!!(ネタばらして、ごめんなさい! だって、ステキなんだもん。)
サポートするのは、背広姿の怪力人造人間軍団!! 
秘密を知った人間の首ねじ切ったり、目のタマから頭蓋骨破壊はおてのもの!!
まったく、ライダーが出てこないのがおかしいくらいだ!
対するは、仕事が忙しくて、妻にどなられっぱなしの(涙!!!)さえない医者!
しかし、やたら、女関係は豊かだ、なんだこりゃ。
戦え! 家族愛のために!!!


ハロウィン5
★★★
3が完全に別作品、1と2が組、4と5が組で、ブギーマン、マイケル・マイヤーズ登場。
こりゃあ、しかし、あんまりほめられた作品じゃない。
霊感少女追っかけネタ。緊張感がないうえ、殺人もサエてないなあ。
ブギーマンもあんまり根拠なく不死身。……のわりには、恐怖感が少ないし。
これで、オシマイとゆうのは、あんまり。
しかも、オシマイですらない。
ハロウイン・インベーダー 火星人襲来?!
★★★★
これは、楽しいコメディー。この火星人ったら、ピッコロ大魔王にそっくりだぞ! 
情けなさはニコちゃん大王だし。
ハロウイン記念「オーソン・ウエルズの火星人襲来」ラジオ放送をマにうけた火星人が、
地球征服に(5人だけ)やってくる。
ところが、ハロウインの最中なんで、だれもマジメにとりあってくれない。
超兵器を駆使するも空振りばかり。
(生協の穀物サイロをミサイル基地と勘違いして破壊し、メリケン粉だらけになったり)
目撃者も続出するが、こちらも本気にされない。円盤も故障。
で、擦れ違いの末、少年・少女・失業じいさんの協力で、宇宙に還る。
「あの人たちは、悪い人たちじゃないわ! ただ、アタマが悪いだけよっ!」
という、少女の火星人弁護が笑わせる。

パワーレンジャー・ムービー  (日本でも発売されてます。)
MIGHTY MORPHIN POWER RANGERS THE MOVIE
★★★★★★★★★★★★
1995年、第2シーズン。
海外通販にて、ゲット。ところどころ会話がわかんないけど、
それらをふっとばすばかりのかっこよさ!
最初、テレビ版のチープでセンスないつぎはぎに、あきれていたのだが、
いざ、アメ公が本気をだすと、こわいなあという見本です。

1、キャラクター
こちらでいえば、コスチューム的には「恐竜戦隊ジューレンジャー」。
しかし、映画版とあって、むっきむっきにビジュアル・アップ!
昔のテレビ版バットマン > リメイク版バットマン、
ウルトラマン > ウルトラマン・パワード、ってくらいか。
ほとんど、アミコミの世界である(あたりまえか)。
ヘルメットには、
ヘッド・ランプ(こんなんつけてたら、狙い打ちされそう)やら、
スキャナー・アイ(結局、ほとんど、役にたたない)やら、
仕掛けもついてる。
6人メンバー、で、リーダーがホワイト・レンジャーのトミー。
じつは、これは、「五星戦隊ダイレンジャー」のキバレンジャーなんである。
白虎真剣まで大活躍! マニア泣かせのすばらしさ!
ピンク・レンジャーのキンバリーが第一シーズンに続いて登場。
おおっ! 色っぽくなってねえか?
へそ出しのベスト・ルックがとってもいい。
工事現場から発掘された、超絶魔力のムラサキ大魔王が敵のボスキャラ。
この、ムラサキ大魔王ってまた、すげーいい役者。
昔のアダムス・ファミリーのおじいちゃん系だ。
いきなりブロブ化してしまうという趣向で、CG、SFXもばっちり!
全体雰囲気としては、ポップで、カラフルで、ちょいとグロテスク。
そう、ティム・バートン監督の「バットマン」の感じ。
ムラサキ大魔王キャラは、あの、ジョーカーに近い。
テレビ・コマーシャルにも、出演してるし。案外、ネタの流用かも?
おなじみ、愛すべきデブ&ノッポの悪ガキ・コンビも出演。いいねっ!

2、みどころ その1、スーパー・アクション!
注目すべきは、戦闘アクション! これにつきる!
素顔の役者さんたち、これがけっこうやるやるやる!
皆、筋肉質で、動きにも重量感があるから、打撃技にも説得力がある。
飛ぶは、蹴るは、転がるは、くねるは、とんぼがえるはもう大変。
もちろん、カット割りでスタントマンとも使ってるんだろうけど、
顔をはっきりだしたまま、大回転、
また、着地後さっと美しいフォームでふりかえるから、
やっぱりできる人たちですよね!
さわやかアメリカン青春、路上スケート・シーンも本人たちみたいだし。
ヘンシン後、工事現場ビルでのアクションの数々にはもう、
悶絶するしかない! ぎわっぎゃー!
パワーとスピード! 人間離れした戦闘シーン、SFXにコミカルも交えて、
こりゃあ、もう、なにが起こるか、一瞬たりとも、目を離せない!
アメージング! センス・オブ・ワンダー!
空中をひたすら、ぐるぐる、前に後ろに、みぎ! ひだり!
やられるとぐしゃっ! とゲルにもどるバケモノ戦闘員もいいぞ!
ビデオ観ながら、やんやと拍手! 
本国ロード・ショーじゃ、ホントにみんな手叩いてたんじゃないか?
「鍛錬した人間」と「最先端画像テクニック」の、最高の結晶だ!
スーパー・ヒーローが実在したら、こんな風に戦うよな!
という、夢をみごとに画面に描いてくれた。
雨宮慶太監督も、予算があったら、こんな絵を撮りたかったんだろう。
いやあカレなら、もっとすごいものができるかもしれないな! 惜しいぞ!
なにしろ、娯楽大国。金のかけかたとスケールが違う!
前半の山場、このシーンだけでも、もう満腹だ!

3、展開
ムラサキ大魔王に、パワーの源を破壊されて、変身能力を無くしたパワー・レンジャー。
他の星に探しに行く。移動エナジーは一回だけ。パワーを得るか、帰ってこれないか。
ムラサキ大魔王の配下、カラス天狗軍団に襲撃されタジタジ。
と、なんと、スーパーいきなり、突然、みどりビキニのアマゾネスねえちゃん出現!
ひきしまったおなかが、イ・カ・ス!
ぶるんぶるん! (これは、棒をふりまわす音であって、おっぱいの音ではない。)
って、カラス軍団を蹴ちらしちゃった!
なあんと、力を貸してくれるって! 
唐突に動物パワーを授けられ、忍者スーツを着こみ、突撃だあああ!
「オレ、かえるなんかやだよお。」
「キッスすれば、ハンサムな王子様よ、ちゅっ!」
試練の末、新しいパワーをゲット!

4、みどころ その2 もちろん、巨大メカ・プロレス!
ムラサキ大魔王はCGも見事な、ロボット昆虫を2匹発掘!
いや、正確には、発掘時にはパーツは実物、完成するとCG。
さあ、街を破壊しろーー!
がしゃぐしゃぐわしゃああん!
ちょっと、重量感に欠ける感じもあるけど、ブキミでナイス!
合成の素晴らしいこと!
そこへ!
帰ってきたぜ! パワー・レンジャー!
こっちも、新たなメカで応戦だ! 
おなじみ「忍者戦隊カクレンジャー」のメカたちなのだが、
なんと、これが、総CG!
原形を見慣れた目にはなんとなく、違和感があるけど、
いやあ、しっかりコピーしています!
個人専用メカが単体で、しっかり、活躍してます。
いいなあ、ジライヤのガマガエル・メカのべろんちょベロ攻撃。
オオカミ・メカは噛みつくし、サル・メカはビル上からジャーンプ!
クマ・メカはふっとばされちゃったけど。
「わしのかわいいメカをやっつけおって、怒ったぞーー!」
ムラサキ大魔王、残った昆虫メカと合体、さらに巨大オバケ化!
「よーーーし! こっちも、がったーーい!」
うわっ! CGだけあって、合体シーンも実物より、小技がきいてるぜ!
完成! 「忍者戦隊カクレンジャー」のカクレ大将軍!!!!!!
最初、6人いるもんだから、「ひとりよけいじゃあん。」って、みてたら、
なんと、ホワイト・レンジャー、ファルコンと称し、3神将のツバサマルに搭乗。
さらに合体! スーパー・カクレ大将軍だ!
いやあ、うまい! 拍手! ぱちぱちぱち。
「ばかん、ばかん、どかどっかーーん!」
宇宙にまで及ぶ、大乱闘の末、金蹴りにて勝利! がっちーん!

5、結論
あああ、面白かった!
できれば、でかい画面で観たかったですねえ!
6、注
ここで、言及した他にも、
いろいろ熱血的かつ感動的なサイド・ストーリーがありましたが、
割愛させていただきました。

パンサー・スクワット 女豹軍団 PANTHER SQUAD
★★★★★★★★★★★★
1987年の作品! 今観終わったんだが、
ええやん! ええやん! ええやっん!


助けてくれー! 脳味噌がトロケるっ!
極アマ紅茶にハチミツ1リッター!
すっげえええ!!!
バカで、ぽよんぽよんで、らっぴっぴー!


「世界平和の宇宙ロケット(<しかし、3人だけで理科室みたいなとこで、管制塔とは!)が、
電波妨害で強奪されるっ!
悪の組織のイッケー・パッピョン独裁者は世界制服をたくらむ!
対するはシビル・ダニング様率いる
7人の(なぜか、みんなビキニ・コスチューム)の
ぽよんぽよん美女軍団!(えーっへへ!)

まずは、先鋒2名、チクビがみえそうなチョー・ビキニ水着で、敵のクルザーを襲撃!
」で、いろいろあって、
やばいとみた独裁者は、
電波撹乱にて世界中の原発爆破!をもくろむ!
さああ! 人類の運命やいかにっ!!!!」

ねっ! おバカ・ぽよんぽよん・パワー大全開!
まず、みどころは、なんってったって、
シビル・ダニング様の悩殺コス&アクション!
しかし、タテはヘタだな、この人。。。


そして、なぜか、レザー、背中ミエミエ戦闘服の美女たち!
でええ、デクのように、美女にポカンされただけで、あっさり気を失う敵兵隊!
加えて、マヌケこのうえない(<わざとか)サウンド・トラック。
そして、ラストの
マジックでフィルムを塗っただけみたいな光線
を発するチョー兵器!!!
いっやああ、是非とも一度ご観賞ください!
脱力、爆笑、ハンダチのステキな脳天気ワールドをお約束します!@@@@@

おまけ 
ケビン・コスナーの「ポスト・マン」ちゅう大作も観ました。
感動的! で、作りも上々なのですが、やっぱし息苦しいちゅうか、
時間のコスト・パフォーマンスがイマイチちゅうか、
よっぽどヒマならもっと楽しめるじゃろうなああ、ちゅうか、
ジブンはジャンクに生きるべきだと再確認しました。

ハンニバル
★★★☆
なんじゃこりゃー!
あの人食い殺人鬼でもあり、大天才精神科医師
レクター博士が脱走したっちゅうから、
それこそ、
「逃走中に500万人は惨殺して、
カレの通った後には、ウジとシデムシばかりないいい!」
ちゅう作品を期待していたら、
なんのことはなし。

結論。
「レクター博士って、意外といいヤツだった。。。」

バンパイア・コップ
★★☆
リック・スプリングティーン主演だそうだ。「ブルース」ではないよ、念のため。
主人公の刑事は、バンパイヤ。夜勤専門、メシ食えず。
で、血抜き猟奇殺人が2系統あって、かたっぽの犯人が因縁のバンパイヤ。
主人公は、女性考古学者と恋に落ちる。
途中、ウマのあわないヤツが相棒になったり、なじみのダチと協力したり。
あとは、まあ、予想つくじゃ、あーーりませんか。
おシャレのつもりなのか、あまりに緊張感のない進行に、アキた。
エンディングもあんまり。


パンプキンヘッド2 PUMPKINHEAD2 1993
★★★☆
なんか、やたら有名ですよねえ。タイトル。
で、モンスターはかなり前から出ずっぱり。
なんじゃあ、こりゃああ、
アイアン・メイデンのエディくんじゃないかあ!

「1950年ころに、フリークスが若者たちに虐殺され、
現在、その子供たちがフリークス育ての親のばあさんにヒドいことをし、
あげくの果てに、復活の儀式まで、面白半分にやってしまう。
モンスター出現、復讐が始まる!」

話はみえみえで、今ひとつでした。
モンスターももっと出し惜しみしたほうがいいんじゃないかなあ。
ヒロインもアンマだったし。(<こればっか!)


美女と液体人間
★★★★★
これも子供のころ、テレビで3回くらいみました。いやあああ! こわいこわい!
あんまりこわくて、風呂はいりたくなかったし、みずたまりや暗がりを避けて歩いた。
後のブロブなんて、メじゃないですよお!
原爆の放射能を浴びた、漁船の船員がみんな、輝くブルーの液体になり、
さわった人間を、どんどんとりこんでいっちゃう! しかも、神出鬼没!
うっっわーー! そのへんにいそうじゃないですか!
日本古来のおばけや、西洋モンスターよりも、ずうううううっと、こわかった。


羊たちの沈黙
★★★★☆
これは、珍しく巷の評判通りというか、ゾンビもいたく感激いたしました。

「恐怖の女皮ハギ男出現! 警察アーパー!
FBI実習生(?)のジョディ・フォスターが、
人食い超天才精神科医のレクター博士の監獄に協力を求めに行く。
時を同じくして、おえらい女性の娘が皮剥ぎにさらわれ、
レクター博士、そっちからも協力を依頼されるが、
博士ときたら、それをいいことに……。」

女皮剥ぎマニア vs 人肉喰いの超天才
つう、お茶の間でやるにはエグすぎる猟奇的物語なのですが、
あの、バカ「セブン」なんかの1億倍はわくわく楽しめるぞ!
なんちゅたって、
レクター博士! 超! かっこいい!
・・・(^∇^)ノノノノノ☆☆☆

いけいけ姉ちゃんの過去を一瞬で暴くところから、
もー、胸がすーーーーーっとしました。

それにしても、ヘンタイ女皮剥ぎマニアより、
レクター博士の方がどうみても、アタマがよくて危険そうです。
ネズミを退治するのに、エイリアンを放しちゃったというか、
線香花火の始末に、水爆をぶっぱなしちゃったといおうか、
いやー、かえって、ヒドイことになりそうですね。
続編が楽しみ! わくわく!

ビデオ・ドローム
(採点不可能)
実はこれも、観たくて、機会がなくて、観てないんですが、一言。
最近、リングで、おばけがテレビから、出てくるシーンが話題になってるじゃないっすか。
ビデオ・ドローム発表当時の雑誌には、もっとリアルな「画面からにゅー」シーンがあるんですよ。
20年も、前に。
私はアンチ・リング・らせん派です。小説、映画とも。あのタイプの飛躍・破綻はちょっと、ねえ。
ループのコンピューター・ネタも、すでに山田正紀がやってて、新鮮とは思えませんです。


ヒドィン
★★★★★
とても、楽しめました。宇宙犯罪人が、ヘビメタ大好き、暴走大好き、盗み放題、殺し放題、好き放題。
ボディコン姉ちゃんにのり移って、いきなり、マシンガン攻撃。やっちまええ!
対する刑事宇宙人は、表情のないヤサ男。そして、地球の荒くれデカ。
人種を越えた、男の友情の物語。燃えない男は、死になさい。


ヒドィン2
★★★
1でやることはみんなやっちゃったみたいで、話はちょっと落ちます。
クリエーチャーものとしても、なんか、いまひとつ。
設定はいいのに、惜しいなあ。


ピノキオ・シンドローム
★★★★
チャッキーの亜流かと思ったら、むしろ、おとなしめのサイキック・ホラー。
実際、死んじゃうのは2人だし、ほんとにピノキオのせいなのかも、わからない。
出所の謎も、そのまんま。しかし、うまくほのめかして、最後まで、ひっぱってくれる。
グロぎらいな方にも、おすすめできる秀作。続編もできないかな。


ヒューマノイド・プロテクター
★★★
まあ、目のつけどころは悪くないんですが、
ヘンな「愁嘆場」と「感情移入」パートを無理矢理、つっこんだため、
痛快娯楽作品になりきれなかった残念作。


ノア・プロジャクト。
2人の男女の科学者と1人の軍人の遺伝しを利用して、
スーパー生体サイボーグを作る計画。
しかし、科学者がヒューマニズムを教えこんでしまったために、
この頭脳明晰、体力バツグンの長身ハンサム・ボーイは、
命令で動物を殺すことができず、軍に抹殺されることになる。
軍に反対した女性科学者は殺され(実は敵対組織に誘拐された)、
男性科学者はサイボーグ・ジョーと逃亡を試みる。
で、2人は逃亡しながらお互いの特技を生かして、
金儲けするんだけど、やがてその活躍は軍の知るところとなり。。。


って、ハードに作って、ばかばかしくどかばかやれば、
ものすごく、かっこいい映画になりそうなのに、
サイボーグと科学者の友情やら、科学者同志の愛情やら、
また、「ええええええっーーーー?!!」
っていう、不必要にツラいラストまで。
制作者側が、ええかっこしーーし過ぎて、
すべてをブチコワシたような気がする。


漂流教室
(採点唾棄)
邦画の悪口。
この映画って、ホメている人、いるんでしょうか?
偉大なるウメカズ様を、えらそうな勘違い野郎が冒涜してるだけじゃないの?!
なめてんのか、「センスいい? ぐっふ・ぐっふ。」って、ほくそ笑んでんのか。
監督の姿勢の方がホラーじゃないっすか。
ウメズ原作を知らなければ、「あ、くだんない馬鹿映画だ、ほー。」
で、すんじゃうんだけど、あんな内容のないひどいもんにされちゃうと、あったま来る。
原作シーンの無謀なツギハギは許せるよ、時間的にしょうがないし、監督ばーかで、いいから。
SFXや、怪物の造形がチープなのも、予算の都合上仕方ない。
だ・け・ど、なんじゃ、無意味・唐突なミュージカル開始。顔が赤くなる不自然なセリフ。
ぼてぼてゴキブリのみえみえ都合あわせのオチ。不自然で、ヤマのぼけた進行。
(監督以外)誰も納得いかない安易なムードに流れたエピソードの数々。
こんじゃ、原作者の知能指数まで、疑われてしまうぞ。当然、信者には許しがたい!


ビヨンド
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
これは、絵と空気と水と土と盲目の美女だけでも、いいです。
極端な話、フィルムをぶつ切りにし、適当につないだやつだけ観てても、楽しめます。
最後には、いつのまにか死人がそこら中、うようよと歩いてます。
地獄の門の向こう側にいっちゃって、呆然と立ち尽くすシーンが美しい。しかも、白目!!
これは、よく夢に出てきます。


ファイナル・ウオー
★★★☆
「地球が戦争でぐちょぐちょ。スペース・コロニーに戦闘はもちこされ、
すでに100年も戦いは続いている。
戦闘を終了させようと、若き将軍、忠実なる若者、エスパー女性2人、
はぐれものスナイパー、敵の捕虜になった兵士、以上6人が敵の都市の地下で、
『究極兵器』を発動させようと、幾多の困難を乗り越え。。。」

マジなSFです。大した破綻もありません。
いえば、「ドラクエ」のような、パーティーを組んで戦うっちゅうカンジですな。
女性エスパーが若く美人で(<ひとりはヒロイン)、魔女と呼ばれ、
光線シールドやら、空中から鋼鉄のツメを出現させて敵を襲うってのが、
なかなかワクワクさせてくれます。


興味の中心は、ひとりひとり味方が不振な死をとげていくなかで、
スパイはだれか? ちゅうことで、心地よい緊張感が持続します。
おしまいのミエミエのハッピー・エンディングもそこそこなごませてくれます。


ファイナル・エクソシスト「悪魔の封印」
★★★★
伝統ある教会。神父が次々惨殺されていく。
カギを握るのはストリップ・クラブの女の子。当然、イケイケの色香に、悩まされる。
なかなか安物香水がぷーーーんと漂う雰囲気はいいです。
自分が悪魔と戦う運命におののく神父も、なかなかハマってて個性的ないい役者です。
SFXとか、ハデさはないけど、ほのかにポップでエロチックな雰囲気が心地よい。

FIEND 悪魔の飽食 1980
★★★☆
すごくのんびりした「悪霊ホラー」です。
やたら出てくるものがなしい墓地のロケーションと、
悪霊にのっとられた
生前からブキミな顔であろうノッポヒゲおじさんがイカシてます。
古典的なお話です。

「悪霊が死体にとりつき蘇らせ、次々とニンゲンを殺し、その生気を吸う。
エネルギーが切れるとじじいになってしまう。
たまたま、そいつのひっこしてきた先に
こうるさいセンサク好きなヒゲダンナが住んでいて、
妻に止められるのも聴かず、いろいろ苦情を漏らしつつ、
悪霊おじさんと戦う。」

いやああ、このこうるさいセンサク好きなヒゲダンナが、
あんまり正義漢ぶってて性格が悪すぎるために、
ノッポヒゲおじさんに肩入れしたくなります。
襲われる女の人がもがくと、パンチラなんぞという心憎いサービスカットも嬉しい。
悪霊に戻る時の、いかにも、フイルムに赤いサインペンで書いただけのような、
奥ゆかしいSFXも、見物です。


FAUST (1926 ドイツ作品 白黒 サイレント)
★★★★
ネット通販でゲット。なかなか楽しい作品です。これで、しばらく、サイレントにはまった。
悪魔が、ファースト博士の信仰を試すため、人類に災厄をもたらし、博士は人々を救うため、
悪魔と契約する。しかし、悪魔との契約を人々になじられ、博士の彷徨がはじまる。
役者の演技、とくに悪魔メフィスト役がすばらしく、もう、さいこー! 女優さんも、きれい。
空中を飛ぶシーンなんかも、今よりむしろ、幻想でわくわくします。いいよー!
と、ここまで、書くと、すごく格調高く、文学的みたいにみえるんですが、
後半がもう、とほほの連続です。ラブコメまがいあり、無理矢理の展開あり、結末も「ほえーー?」。
それがまた、おかしくて、クラシック・ムービー。マニアの叔母と、ゲラゲラしてました。
やっぱり、映画創世期、一般大衆にアピールするには、このくらい通俗的じゃないとってこと?


FAUST (1994 チェコスロバキア作品 JAN SVANKMAJER監督)
★★★★★★★★★★
ネット通販でゲット。単なるタイトル買いだったのだが、これが大当たり。
日本では、小映画館のなにかの映画祭企画でしか、やったことがないそうだ。
ネット検索、これを観た方と、メール交換もした。
本筋はゲーテの原作から、とっているのだけれど、もう、これ! すごすぎる!
なにがすごいって、イメージの大奔流! 一大不条理劇スペクタクル!
難解なのか、ただのお遊びだかわからないが、緻密に計算されていることは確か。
次になにが起こるか、期待でうずうず、目を離すことができない。
いきなり、現実が劇中劇になったり、人間が人形になったり。
この、主要な位置をしめる人形がまた、たいへんなシロモノで、
おっそろしく年代のはいった、木彫りのマリオネット。グロテスクで、愛らしく、不気味で、滑稽。
悪魔、魔王、道化師、ファースト、天使、ファーストを誘惑し、犯される美女。
ブラック・ユーモア・センスがまた……、ぞくぞくきちゃう!
まだ、観てないキミは、人生を90分だけ、損してる!


ファニーマン 血染めのジョーカー
★★★★★
げらげらげらと、愉快なスプラッターです。
ファニー・マンなる、フレディー・クルーガー系のホラー・ヒーロー登場。
歌ったり、踊ったり、おかまになったり、もう、芸達者。
こいつが、狂言まわしにもなり、洋館にまよいこんだ一家を、楽しげに血祭り。
どっちかとおうと、幻想的なのりで、なまなましさは表に来ない。
なにしろ、いきなりストリップ小屋が庭に出現とか、
不思議の国のアリスみたいな世界が出現、とか。
もっと、メジャーになってもいい作品なのになあ。


ファンタズム2
★★★★
「ファンタズム」の1の方は、オンタイムで原作読んでから、映画館で見ました。
「殺された人が背の高い謎の葬儀屋(トールマン)に、
異次元の世界に連れてかれて、小人にされて働かされる。
それを知った少年の夢か現実かわからないままの恐怖!
とびかかる殺人ボール!」
という話で、前評判の割にあんまり、パっとしなかった記憶があるけど、
この「2」はいいです。
10年後、もう、改造武器(4連ショット・ガン、火炎放射器、ドリルの電気ノコ!)
で、青年、完全に戦闘体制にはいってる。
おなじく、家族を惨殺されたハゲおやじと一緒に、破滅させられた街を旅して、
戦いを挑む!! 絵がとってもきれい!
殺人ボールも3つもでてきて、異次元の謎も、それなりに明かされる。
「塩酸頚静脈流しこみ」で、不死身のトールマンを倒したのもつかの間、
運命のヒロインとともに、またもピンチ! 続く! 
ううう、「3」も観たいよおお!


ファンハウス
★★★★★
フーパーさん、絶好調! こんなのはいいですよね。
カーニバルに泊りこもうとした、ふらちなカップルどもが、つぎつぎと殺される。
遊園地の仕掛けを、上手く利用して、恐怖感をあおったり、びびらせたり。
最後に出てくる「いきなり」キャラクター、アルジェント「フォノメナ」のそれに負けず。
わくわくする優れた映画でした。


フィフス・エレメント
(採点嫌悪)
やだあ、これ! カネかけて、内容のないドラマだ!
その1、デティール凝りすぎ。いつまでたっても、本題に入らない、と思ったら終わった。
その2、最高・完全の美女、弱すぎ。マシンガンくらい跳ねかえせ!
    「どんなに強いんだ? いったい! わくわくどきどき!」空振り。
その3、別に人類の運命なんて、どうでもいいよなあ。機密書類を奪いあう、007ノリじゃん。
その4、とってつけたような、愛は地球を救う。(<いいけどさっ)
その5、どうでもいい、と思ったころのどうでもいいラストのオチ。(<いいけどさっ!)
いいとこもあります。
その1、古代エジプト。「おおっ!これからスゴイSFが始まる!」という予兆。
その2、「フィフス・エレメント」という、コンセプト! いいなあ。最後・ぽしゃ、だけど。
その3、三つ巴、四つ巴乱戦の期待感。
その4、悪役のへんなヘア・スタイルのおじさん。いいぞお!
その5、もはやアナクロの未来都市像。
その6、美女の赤ちゃんぶりがすごくリアルです。
結論。くすぐりや、デティールはものすごく派手にイマジネーティブに作ってあんのに、
肝心のおはなしがヤマなし、オチなし。血が燃えない。
それとも、わざと? だらだら流す環境ビデオみたいなもんですかい?


フェティッシュ
★★★☆
(Mapiさんに感謝)
いやだなー、コレ、タイトルが。
女性の下着
がやたらいっぱい山積みになってるとか、
(; ̄=∞= ̄)こうゆうオヤジがやたら、くんくんして歩くとか、
ワタシの趣味とは違う映画じゃないかなあ。。。」


と、期待半分、歓喜半分(<けっきょく、うれしかったんかあ!)で、観ました。

「なんだあ、ラテン乗りのおちゃらけホラーかああ?」
タイトルにフザケタ殺人マンガに、陽気なサンバ。
いきなり、カクテル・グラスにレモン・ピールを絞る殺人鬼、
「おお! オレの好きな マティーニ!」
以降、ぐいぐい楽しみました。


アタマのヘンな殺人鬼マニアのボケねえちゃんが、「残殺現場清掃業」でぼけぼけ。
で、いろっぺー年増ねえちゃん(とは、いわんけど、こういうの好み)が、
ばしばし、殺される!!


で、ボケねえちゃんと、マトモなカレシのバカなやり取りのあと、ラスト30分!!
いやああ、これらステキなシーンのためにすべてが存在する、いわば、
「一発芸映画」だったのですねえ! 納得!!
殺人現場で、「虐殺再現ラテン・ダンス」をするあたりから、
トツジョ、ぼけねえっちゃんが、どんどんギラギラセクシー&ビューティーに変貌してゆくさま!
そいてもって、チョイぼけハンサム殺人鬼とのやりとり!
これはもう、すっげええ緊張感で、目を離せません。


動機も意味付けもなんにもない、「現象的作品」で、ラストのほげげ落ちもヘンでよい!
(ワタシは正直、この2人がガップルで殺人ツアーに出るのかと思った。)
まさに、「一発芸映画」と呼ぶにふさわしい映画なんですね。
(しかし、こんなに水増ししなければ、スリラー・オムニバスの1エピソードですんじゃいそうな気もするが。)

フェノメナ
★★★★★
ダリオ・アルジェント監督、相変わらずです。
最初は、キャリー風、虫美少女の復讐物語かと思ったんですが。そいどころではなかった。
静謐で冷たいロケーションに、古風な建造物、いわくありげな登場人物。
凶器のアップ。しつこく、いやらしい、殺戮のカメラ。
私のなかの「ホラーの空気」というイメージが、この人によって確立されたようです。
ただこれも、最後の「息子」の出現が、あまりに唐突。これまた、楽しいんだけどね。


不思議の国のアリス
★★★★★
ディズニーのアニメです。
はっきり言ってしまうと、ワタシはディズニーが大きらいです。
あの、いかにもコマーシャルなキャラ、ちゃかちゃかした動き、
わざとらしいロマンス、やたら金を取るぎゅうずめのディズニー・ランド
「シンデレラ」も、「白雪姫」も、「人魚のヤツ」も、イラつきました。
ところが、この「不思議の国のアリス」にはハマりました。
毎晩、娘とながめていても飽きませんでした。


なんとなれば、不条理! ブラック! 強引! 唐突! 
まるで、モンティ・パイソンじゃあーりませんか!
悪意に満ちたクリエーチャーが、次々と少女に襲いかかります。
少女は独自の頑固な行動論理と、巨大化&縮小化のみにより、
この、幾多の苦難を乗り切ります。
無垢とは、どんな超兵器よりも恐るべきものです。
こんなもの、本当に子供に見せてよいものでしょうか?
考えてもごらんなさい。
成人したあなたが、あの「不思議の国」に行こうものなら、
「エイリアン3」の流刑惑星よりもっと恐ろしい境遇が待っています。
一貫した論理性を持たない登場人物の言動は、
あなたをすぐに狂気にいたらしいめるでしょう。
この「不思議の国」では、これらのクリエーチャーが、
甘ったるい勧善懲悪をも超越して、おのおののテリトリーで、
変わらず生を営んでいるのですから。


めっちゃくちゃな登場人物の中でも、
ワタシがもっとも気にいったのが、ヘンな双児ダムとデーです。
こいつらはもう、道化を通り越して、
存在自体がスリリングな、フリークスのようでさえあります。
通り過ぎるアリスに足止めを食わせようと、あの手この手で注意をひきます。
そのために語った
「セイウチとだいくさんの話」がまた、恐ろしくも残虐な挿話で、
海に住むかわいいカキたちが、食い意地のはったセイウチにだまされ、
みんな食べられてしまうのです。
それを、明るく楽しくミュージカル仕立てでやってしまうのですから、
もう、これ以上ないくらいブラックです。


そいから、例のトランプの女王。
「首をおハネっ!」
すかさず、「♪首っがとっぶよーー!♪」というコーラス。
気がつくと、2才の娘と一緒に、
「♪首っがとっぶよーー!♪」
口づさんでいる自分をみつけるのです。


ビースト 悪魔の黙示録
★★★★
1997年スペイン作品かあ? なにい、ヨーロッパで数々の賞を受賞? まじいい!
久方ぶりのバカ・ホラーじゃないのお?

「マジメな親父が黙示録の解読に成功!
もうすぐ、今年のクリスマスにアンチ・キリスト生誕!
なんとしても、阻止せねばっ! ってったって、あんまりマジメにマッドなんで、
ダレも手伝ってくれない。
たまたま、マドリッドでおともだちになったヤク中のヘビメタ・ショップの店員が、
悪魔バンド大好きデブ兄貴なんで、『やろーぜ!』と乗り気。
(『サタニカ』ちゅう、いかにも『メタリカ』ばったもんみたいなバンド登場。)
なんと、レコード・ラックにはVENOMのファーストがあ!
さあ、そいじゃあ、悪魔と契約してその場所を聞き出そうってんで、
デレビのインチキ霊能者教授宅に押し込み、無理矢理、悪魔を呼び出しちゃう。
おっひゃーびっくり! ホントにでてきたあ! インチキなのにい!
で、教授も仲間入り。われらが世界を救うのだああ!」

本人たちはマジメで必死なのだか、一生懸命やればやるほど、
まわりが見えなくなり、それでまた、周囲にメイワクかけまくり、
人前でショット・ガン撃ちまくったり、美女を誘拐したり(処女の生き血のため)、
車盗んで逃亡したり、生放送を乗っ取ったり、
しっちゃかめっちゃかなことになる。
コメディなんだろうが、なんか、登場人物がマジメに徹しているところが、
妙におかしい。画像もこの種のものにしては、大変きれい。
楽しかった。


フューチャー・キル
★★★★
ホラーの黄金時代、80年代の作品で、ジャケットは有名で、かねがね観たいと思っていました。
なんとこれ、ギーガーの絵じゃないじゃないですか!
しかも、サイバーなクリエーチャーの肖像じゃないっすか!
すっげー、かあああっこいいい! エイリアンみたいか? まあ、ハズレても、シンジノアくらいはいくか?

しかし、はっきり言って、サギでした!!!
顔半分にブリキのお面をつけた、凶暴なオトコが、アッパーな学生数人をおっかけて、
夜の町をうろうろする。イケイケ・バイタ・ビッチ軍団あり、いきなり、ライブ・ハウス・シーンあり、
といった、チープな、ばかっぽい展開 には、なかなか味わい深いものがあって
ワタシは気にいりました!!

ブラッディ・バースディ BLOODY BIRTHDAY 1980
★★★★
「天使の顔をした悪魔の子供たち」

月蝕の日に生まれた3人のコドモ。
メガネ、フツウ、ムスメが、狡猾に、そして無計画に、
連続殺人!
イジメ!
イジワル!
おっぱいぷりぷり姉さんのぞき!
といった悪の限りをつくす!!

しかーし、コイツラ、悪賢いわりには悪事は至って散発的、衝動的で、
自滅は目に見えてるっていうか、あんまり恐怖は感じない。
むしろ、
「やなやつー! えーい! 殺しちゃえ!」
っていうワルガキぶりが、
「ヒドィン」にも通じる爽快さを与えてくれます。
(オレってヨクアツされてんなあ。。。)
しかし、いきなり保安官の父親をコロスなよおお!
それも、単なる勢いだけでえ。
生活苦しくなるのは、オマエだぜえ。。。

それにしても、踊りながら着替えるイケイケ姉さんを
ドレッサーの穴から金取ってみせる、っちゅうのは、サービスなんかな?
コミカルでさえある。
さらに、その穴をのぞいた姉ちゃんの目にアーチェリーをつきさすなんてのは、
「やってくれたあ! ぱちぱちぱち!」てなもんでありんす。

ブラッド・エイプリル・フール APRIL FOOL'S DAY 1987
★★★★
ハイスクール。化学オタクのモテない男が美女にナンパされ、
(「オレはセックス・マシーンさあ!」とミエをはるのが悲しい。)
トイレについていくと、そこには、悪友どものビデオ・カメラがセットされていた!
教師に発覚、バツをあたえられた悪友は、化学オタクの研究室にイタズラする。
化学オタク、硝酸ひっかぶったあげく、火事で全身ヤケド。
数年後、悪友たちの家に廃校になった母校で、クラス会をやるという招待状が届けられる。
もう、ネタは割れているよね。

あんまり、目新しい展開はないのですが、「次はどんなテで?」
というわくわく感は、この手の作品をそれなりに楽しませてくれます。
しかし、最後のオチはどっかなーー。
もっと、ヒネればすごく面白くなったと思うのだけど。。。

フランケンシュタイン 禁断の時空
★★★★☆
1990年。ロジャー・コーマン偉大!


「1031年。究極破壊ビーム研究中の天才博士が、
1817年のジュネーブにスーパーカーと共にタイム・スリップ!
執筆開始時のマダム・シェリー(結婚前だから、ミス・シェリーか)と恋に落ちる。
バイロン卿だとか、詩人シェリーとやりあったあげく、
天才科学者フランケンシュタイン博士とその怪物にも出会う。
科学者、神をも恐れぬふたりは奇妙なシンパシーを感じながらも、敵対しあう。
そして、怪物と博士2人の戦いはさらに時空を超え、未来の地球へと
もちこされる。」


これ! すごくいいです!
怪奇幻想文学ヲタクのハートをうるうるさせます!
ケン・ラッセルの「ゴシック」も、似たような題材なのですが、
こちらのほうが数倍いい!


なによりも、美しいジュネーブの町並み、風俗に溶け込んでゆくさすが天才博士!
そして、あの幻想文学に魅入られた者の永遠のヒロイン
マダム・シェリーと恋におちるなんてっ!!!
まだ、結婚前の、だぜー!
なんと、ぜいたく! なんとうらやましい! いいなあーー!
19才やそこらで、あの歴史に残るエモーショナルな作品を執筆し、
しかも、アタマがよくて、感受性がつよく、エッチで美人なんて、
もーすばらしい!


「神をも恐れぬものを創造してしまった!」
なんてゆう哀愁がそこはかとなく、
主人公博士とフランケンシュタイン博士を結んでいるのも、
いい雰囲気ですねえ!
結局最後は敵対しあうのですが。
正義と悪の尊敬しあう友情関係!

ブリーダーズ
★★★★
これってもう、十年以上前、雑誌で知った時から、ものずごくそそられました。
なにしろ「ブリーダーズ」だぜ! 「タネつけ者たち」だよ!
宇宙人が人間のオンナをさらって、タネつけちゃう!
うわさによると、裸体美女のてんこ盛りとか!
うわっ! すると、おなかがばりばり割れて、エイリアン・ベビー大軍の登場か?!
エッ・オッー(テレタビーズのポーズで)! 
とや、おもいいきや、超! チーーーーーーーーーーーープ!
なんじゃこりゃ、おいろけウリのC級作品でした。
まあ、それなりに楽しめましたが。いいけど。
誰だ? ラストの美女プールに一緒に入りたい! 
なんて言ってんのは?(<オレか?)
美女タチの泡プール内恍惚演技もアレで、シロウト臭くていいや。


フリークス
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
これは、魂の大名作です。
単に、本物のフリークスが大挙出演するとか、ってだけじゃなくて。
私は昔から「自分が他人と違う。人がみんな笑ってる冗談で笑えない。
他人が常識として疑わないことを、信じられない。ここは自分の生きる世界じゃない。
みんなが普通にできることが、できない。自分とわかりあえる人間がいない。」
って感覚が強かった。まあ、誰でも、多かれ少なかれ、こういった経験はあるでしょうが。
この映画は、なにかを与えてくれます。
ちなみに私は、日野日出志の一連の作品も、愛しています。


フリークスも人間も
★★★★★
いやあ、素晴らしい映画でしたMAPIさんに感謝です。
あまりに素晴らしすぎて、どう説明しようか、非常に苦しみます。
ストーリーはひでえ陰惨です。

「ところはロシア(?)。ちょっと、昔。
悪い男2名が、キレイなお嬢さんの親を殺し、
マゾメスに調教して、
全裸オシリたたきの写真&映画&みせものにしてしまう。
お医者さんにひきとられた
シャム双生児もさらってきて、酒とお嬢さんで誘惑して、
ハダカにして写真をとり、歌うたわせてみせものにしてしまう。
お医者さんはムザンにも打ち殺され、
お医者さんの
盲目の奥さんも、全裸オシリたたきのみせものにしてしまう。」

まったくむごい! ひどい! 団鬼六かっ!
あなたは、この物語に耐えられますか?


とても、やるせない話なのですが、
ゼピア色の画面と、ロケーション、また、建造物の内装なんかが、
濃厚で、めちゃくちゃきれいで、あまりのモノスゴイ話にもかかわらず、
なんとなく、もの悲しいラブ・ストーリーのようににすら思えてしまいます。
展開も、最初、よくわからんのですが、引き込まれていくうちに、だんだん見えてきます。
そうして、観る者の感情の起伏まで麻痺させてしまう画面の魔力にかかっている
自分に気づきます。


これかけた時、眠くてしょうがなかったので、「ああ、途中で睡眠だなー。」
と思いつつ、最後まで、ヒーリング覚醒状態で観通してしまいました。


プルガサリ(不可殺)
★★★★★★★
朝鮮民主主義人民共和国映画です。
これは、スゴいぞ! いっっやああ、ドギモ抜かれました。
何がスゴいって、エキストラっす! 全盛期のクロサワ並みっす! それ以上?
公称1万人は、オーバーとしても、原っぱに見渡す限りの人の波!
百姓一揆シーンの百姓対皇帝兵のシーンなんて、ド迫力!!
人の大勢いる斜面で、ほんとに火草転がしたり、
エキストラ百姓のぞろぞろ走ってく中を、火薬爆発の嵐!
あの、志穂美悦子さまでさえ、「おっかなかったです。」とコメントされてるのを、
一般ピーポロにやらせてんの。危険なシーン、本当に数知れず。
死傷者、続出じゃないのお? 
なにしろ、お国がお国だから、無給奉仕の保険なしか?
いやあ、そんだけに、見応えがある。
評論家風に言えば「この物語の主役は、群衆である!」まさに!!
日本だったら、どんだけお金がかかるか?

いえ、「怪獣映画」としても、一級品です。
全盛期の東宝怪獣映画と、肩を並べられるできです。
内容は、大魔神。民衆の危機を、怪獣が救う!
それだけなんですが、脚本よし、役者よし、特撮よし。
プラス、スーパー人海戦術ですから、言うことなしです。
1、脚本。前半、悲惨我慢シーン、そして、ちび怪獣もややコミカルだったり
しますが、後半の盛上がりはすごいです。
展開がスピーディー。たらたらやってるこのごろの映画だったら、3時間はかかろう。
どうでもいいシーンは、キャストのセリフ報告で、どんどん飛ばし、
見せ場だけ、どかどかやっちゃう! なんというサービス!
皇帝側も、あのてこのてでがんばろうとする。手に汗握るわくわくどきどき。
2、役者。なんてったって、ヒロインの女優さんが良いです。
ミス朝鮮民主主義人民共和国かっ? けなげで、いたいけ。幸薄そうな美人。
だけどさあ、こんな美女、皇帝がほおっておくわけないだろー!
兵隊だってさあ! 発見次第、直ちに暴行だよお、こんな世情なら!
主役の兄さんもいいっす。あれだね、芝居顔。もてもてだろー。
くっきりした大顔。やや甘いマスク。カラダも相当鍛えてる。
悪の皇帝&幹部も、よかったす! 大袈裟で、重々しい、
いかにも、時代劇の悪役! しかも、悪代官クラスよりも濃厚。
3、特撮。これも、製作年度1985年? にしては、いささか、古めかしいけど、
ある資料によれば、かなり昔に製作は始まっていたそうなので、
まあ、いいんではないかと……。
ロケーション、セット、ミニチュア・セットもよくできている。
怪獣と、登場人物のカラミもいい。
いまだから、「あ、こうふにやってんな!」的にみちゃうけど、
小学校低学年で、大画面だったらもう、感動に震えちゃったでしょう。
肝心のプルガサリの造形もなかなかです。いかにも、か・い・じゅ・う!!
アタマがさあ、ゴジラにツノはやしたみたい。
で、ギロギロ目玉も、ゴジラそのまんま。
結論。国のゼヒはともかく、怪獣好きなら、一度は観るべき!

別館に宗血ゅーさまの、鑑賞記もあります。


ブルー・クリスマス
(採点唾棄)
いままで、観た中で、もっとも退屈な映画。
このジャンルにあって、この私にも耐えられないというのは、それなりにすごいことだ!
まず、設定。空飛ぶ円盤を目撃したが続出、血液が青くなる。
いまんとこ、そんだけなんだけど(別に怪物化したり、超能力ができるわけじゃない)、
脅威を感じた政府は、抑圧を行う。で、ラブ・ストーリー入り。
今、考えるに、ポリティカル・フクションてなわけで、マイナー迫害のメタファらしい。
いや、それにしても、誰か、「医学豆知識」くらいあるやつはスタッフの中に、
いなかったのか?
「チアノーゼ」って、血液の中に二酸化炭素がたまり、わずかに血液の色が変っただけでも、
全身あおむくれになるというのに、全部の血液が青くなった日にゃ、ゾンビ以上だ。
広告看板塔つけて歩いているみたいで、マイナーとか、迫害とかのレベルでなく、
まさに、怪物化。朝起きて、いきなり、「きゃー! おばけ!」。
そういう話も、面白いかもしれない。
怪物の外見、こころは変らない人々が続出! さあ、どうなるか?!
竹下景子のまたから青い血がたらーり。「処女だったのか?」なんて、場合じゃないぞ!
また、これが、よくできた寓話であれば、ひざをたたいて賞賛できるんだが、
だーれだれのぼーけぼけ。SFを読みかじってるものであれば、
予想できるそのまんまを、のろのろしたテンポでだらだらやってる。
また、これが、キャストがかっこよかったり、ヒロインが美しいんだったら、いいのに、
主人公とヒロインがまた(以下略)。
当時、おすぎとピーコが、「拷問よね!」って罵倒してたんだが、まさにその通り。
ああ、あつくるしかった!


フル・ブラスト
★★★☆
久々にホラーっけないアクション映画を鑑賞しました。
思いっきりカネをかけていません
言えば、昔、夜9時ごろやってた「キー・ハンター」とか、「ザ・ガードマン」の
1エピソードみたいな物語です。
しかし、シカケはおいといてそれなりにみせてくれます。

「アクション女優の妹が美術館の館長。
で、最新展示物の中に、なんと中性子爆弾が封入。
テロリストが強奪しようと侵入するが、ロケ下見隊と衝突。
みんな人質にされてしまい、爆弾の発火まであと20分。
がんばれ〜! アクション女優。」

これね〜〜。志穂美悦子様がやればそうとうかっこいいのに、
肝心の主演の女優さんが、あんまあんまあんま。。。
まあ、まあ、それなりですね。
スゴクなくも、タイクツしないって、まさに、栄光の9時台ドラマってカンジです。
アクションのB級って、こんなもんなのねー。

ブレア・ウイッチ・プロジェクト
(あんま)
これさー、すっげえ評判なんですがあ。。。
チープ・オッケー・アイデア賞ってことはみとめますがあ。。。
いったい、どこがコワイんですかあ?
一緒に観たヨメはコワがっていましたが。。。
はっき言って、タイクツ。。。
ジャポンの非マニア向け、コケオドシなんとかスペシャルみたい。。。

ブレア・ウィッチ・プロジェクト2
★★★
これって、「1」とぜんぜん別の映画みたいっす!
内容は、
「マスコミで大ブームになった事件の真偽を確かめようと、
数名が現場の小屋に行き、血も凍る恐怖を体験する。」
ってもんですが、手持ちビデオだけで勝負した前作とは違い、
一応「再現する」ってな構成になっておます。
でもさあ、タイクツなんだよなあ。さらに! 寝たぞ!


ひとことで言えば、
「オカルトに対するビデオっていう近代メディアの敗北」
っすねえ。
なんだかタラタラやってたと思ったら、ビデオ映像がキーでした。
しかし、ビデオを逆回転したら、真実がみえるもんかなあ?
うそっぽすぎて、ついていけん。


作品としたら、「ほー、そんなもんかしら?」
てなもんでしたが、
このテの作品の定番!
お馴染み黒装束、きついメイクの
ビッチ・ウイッチさん!
いっっやああ、こういうキャラ好きですねえ。
ただながめてるだけで、いやしになりますう。
こういうヒトが出てるだけで、評価がぐーーーーーーんとあがります。
あ、ワタシって、ビッチごのみなのだろうか?
それにしても、むちむちっとして、肉感的なビッチさんですねえ。
こういうビッチさんも珍しい。
乱交ビデオシーンで、チラリもありましたけど、
やっぱり、目の前にいたら感激! ブオッキーーーーンでしょうねえ。
あ、ヘンなこと言っちゃった。。。(-_-#)

プレデターゲーム2 
★★★☆
って、1がナニかわかんないのですが、アルバトロスです。
Mapiさん御用達、アルバトロス!
にしては、けっこうマトモで肩スカシでもなくはないですねえ。

「遺伝子研究所から、カップルが脱走!
オンナのハラがでかくなって、怪物登場!
そこらにマユが転がる!
で、怪物(生物兵器)に遺伝子を供給した男ドナーが次々殺される!
そして、怪物は生殖のために女ドナーも襲う!」

といゆう、スタンダードでありガチなネタです。大変。


で、すばらしいとゆうか、ありり! なのが、
トクサツらしいのは、出生シーンと着ぐるみ1体のみで、
89分もたせちゃったという点です。

あのシンジノアをえげつなくしたようなデキでなかなかよいのですが、
増殖も分列も変身もしないっちゅうと、きょう日、ややさみしですね。
超能力といえば、
銃で撃っても死なないのと、バカぢからのみ!

その分キャストを濃いめにして、
デカデブオヤジが事件を追い、
つきって追っかけるアッパー風の女カメラマンと実はデキてたり、
怪物よりも始末に負えない企業側の殺し屋が登場したり、
(やたらめったら、撃ち殺す!)
はては、ひとりめの女ドナーがイケイケの芸術家で、
いきなり、パイモロ・セックスシーンで登場!
マダム&4才フタゴと観賞してましたので、ちょっとばかり面食らいました。
それでも、コドモ(特にムスメ)は、けっこう楽しんで「おもしろかったねー。」
とのことでした。


ブレイン・ウエイブス 悪夢の生体実験
★★★
パッケージに脳をイジられてるヌードの女の人がいるのですが、これはウソです。
「事故で植物人間になった主婦に、他人(殺された)から取った脳波パターンを移植。
主婦は回復するも、ノイローゼになってゆく。さあ、そのてん末は?」
って、よくあるハナシ。だいたい予想つきますわなー。
リッチな夫、妻、息子とお医者さんのサスペンス・ホーム・ドラマです。
丁寧にはつくられておりますが、タイクツでした。

それにしても、
「恐怖のグラビウス計画とは、全人類をフランケンシュタイン化する
悪魔の生体実験だった!」
てな文句はうそもいいとこじゃん!

ブレイン・スナッチャー
★★★★
あの、SF名作!ハインラインの「人形使い」が原作です!
この小説、大好きなんすよお。宇宙から来たナメクジが人間の背中にっくっついて、
意のままに動かし、地球侵略をはじめてしまう!
あの何度も映画化されているフィニーの「盗まれた街」
(「ボディ・スナッチャー」だよ!)
と双璧をなす侵略テーマSFの傑作!

今回、映画化されるにあたって、
かなり原作に忠実に、大変マジメにやっておるようですな。
主人公が防衛組織のボスのムスコで、この主人公、彼女、ボス、
なんかも乗り移られて、スリルを高めてゆく!
ラスト、みんなで宇宙船に乗って、報復に行こう!
なんて、小説の「なんじゃこりゃ?」オチまでは映画化されませんでしたけど。
あんまり、飛ばずにかっちりと、よくできています。
その分、少し刺激が足りない! っていうのは贅沢か?

音楽を、もとIAN GILLAN BAND のキーボード・プレーヤー、
COLIN TOWNS が担当しています。

これだけでも、ファン必見だね!

ブレインデッド
★★★?
すごく評価の高い一本! いいにゃ、いいんだけど、空気が私には、ちょっと合わなかった。
だいたい、ジャケット「血まみれ看護婦が得体の知れない赤ん坊を抱いている。」
ってのと、内容の雰囲気が違うんじゃないの?
息子のデートを邪魔しようとして、くっついてきた母親が、
動物園で珍獣に噛まれて、ゾンビになり、じゃんじゃん感染してタイヘンだー!
というのを、うだつのあがんない主人公と、いかにもラテンのりの明るいヒロインとの
ラブ・ロマンスをからめて、スラップスティックに力技でしあげてある。
コメディー・タッチ。主人公が屋敷内で好き邦題のゾンビたちに手を焼いたり、
あげくに、草刈りで血飛沫とばしたり、家を勝手にパーティー会場にされて困ったり、
まったく、もっとー、しゃんとしろー! と、つっこみたくなる。
ラストのSFX大会は、ぐじゃぐじゃで、す・ご・い!


フレディの悪夢3
「危険な願望」
★★★★
テレビ・シリーズですか? 上手くできてます。
フレディは単に狂言まわし。ストーリーには、無関係。
最初は、モテない男がデート・クラブでミエをはり、女の子にめためたにされる話。
ついでは、整形で美女になったサエない女のつか喜び。
おおおおっ! という展開はないが、演出でみせます。
「クイズの賞金」
★★★★
ダメ学生と結婚した主婦が、義理の父母にいびられ、生きがいはクイズ・ショー。
いつしか、出演して、ひでー質問とか、賞品は父母コロス!
また、夫をコロス! 「だめー! ホントは愛してるのー!」
とかやって、わけわからんうちに、大金持ちになり、
いろいろあって、タイヘンなことになる。
ネタ自体はどってことないが、乱チキ・クイズ・ショーと、
いきなり日常が、クイズ・ショーになっちまう不条理が笑えます。


ブレード・ゾーン
★★?
ハードな設定。近未来、伝染病が蔓延し、時の政府は隔離政策を施行、
感染者を次々に隔離(難民)キャンプに収容していった。いわば、魔女狩り。
この政策の裏には、政権を独占しようという意図があり、
政敵や反対者も収容所いり。反対運動の首謀者であるドクターももちろん、
その、家族もみな殺しにあった。
ひとり生き残った美貌の娘が、復讐のためにたちあがる!
って、ハナシ。ハードな雰囲気はいいんだが、
決定的に盛上がりがない! どこが、ヤマなんだ! 結末もミエミエだぞ!


プロジェクト・ジェネシス
★★★★
奇妙な映画。
これって、一応SFなんでしょうが、ほとんど、密室ドラマ。シーンが3つくらいしかなく、
それも、普通の部屋に照明暗くして、衣装で雰囲気だしてる。SFXも皆無。
役者の独り語りも多く、ジャンジャンあたりの小劇場あたりでも、上演可能な内容だ。
地球人とエイリアンの敵対と、融合を描き、当然、宇宙船戦闘シーンもあるのだが、
画面(カメラだよ)が揺れ、別のところで、「完全に消滅しました。」ってだけ。
爆発もなし。役者の技と、照明と小道具だけで、ひっぱちゃう!
スペクタクルとは、対極にあるぞ。けっして、胸踊るものではないが、みといて損はなかった。


ブロス・リターンズ
★★★★
スティーブン・キング原作。続編。ということですが、これひとつでも、けっこうイケます。
炭鉱の水たまりから、悪魔が復活! それを少年が退治するのが、第一作。
当作品は、何十年か後、少年につきまとって、家族を殺しまくった悪魔が、
少年の娘を狙って、なにかスゴイことをしでかそうってドラマです。
悪魔3人復活してからに、そいからじきじきに、儀式。悪魔が悪魔の儀式をする?
結局は阻止されるのだけど、成功したらどうなるのか、説明されてないのが脚本の不備でしょうか。
悪魔のアンちゃん。すげえ、明るくて、シニカルで、いいです。
でもよお、ヒロインもハグキが出てて、おんなじような顔なんだよなあ。兄妹か?
で、ヒロイン側にも2人、セクシー&マジメな女の子を配して、退屈させないのがいいです。

プロテウス
★★★★★
こいつは極めつけ! モンスターのおっかないこと、強いこと!
すっっげーーーー! って、おどろわくわくの快感!
変形、変装、巨大化スペクタクル(戦隊かっての!)、退治不可能。
遊星からの物体Xより、強いかも! モンスター映画史上最強じゃないのか?
したがって、オハナシはまだまだ続く。
しかし、サイエンティストさん、こんなモン作って、いったいどうすんだ?!


フロム・ダスク・ティル・ドーン 
★★★★
(まぴさんに感謝!)
不思議な話。整合感がなく、チープなネタ。しかし、メジャーという。。。
ストーリーとしても、かなり破綻してると思うぞ!
性格異常の弟&面倒みのいい兄、ギャング兄弟が、たまたま出会った神父崩れ一家と、
こともあろうに、「セクシーどんちゃん騒ぎお化け屋敷」に入っちゃうって、ハナシ。
冒頭と中間でまっぷたつに分裂していて、どこが焦点なのか、わからんちん。
最初はアウトロー兄弟の活躍物語だと、思ったぞ!
とちゅーで、いきなり、ダンス中にレザー・ボディコンねえちゃん(<いいぞ!)が、
タコボーズになって、グガギーーーーン! て、異次元世界にワープする。
あれまー、アッピョンバキバキな展開で、夢オチかなんかだと思ったらそのまま、続行。
いい味の弟は、ありゃ? 死んじゃうし、唐突に個性キャラは登場するし、
主役の見せ場では、ちゃんとバンパイヤが襲撃を休んでるし、
「???????????」。
ううん、金かけて、あえて楽しくやったってわけですかねえ。面白かった。
欲を言えば、もっとチープなら、なおいい!

フロム・ビヨンド
★★★
死霊のしたたりと同じ「のり」です。
ヘンタイ・ゾンビ(私のことではない。)、ターゲットにされるむちむちちゃん。
なんと、むちむちちゃんは快楽が忘れられず、女王さまになってしまう!
うううううん。悪くはないんですが……。


ブロブ 宇宙からの不明物体
★★★★☆
1988年作品。1958年のスティーブ・マックイーン主演作品のリメイクです。
リメイクというと、大抵クズが多いのですが、これはいいです。

一般に、モンスターというと、「硬質トンガってる・ガイガン系」、「どろどろジュー・ヘドラ系」、
に大別されますが、ぼくは、どろどろ系がダンゼン好きです。
なかでも、ブロブといえば、液体人間と並んで、代名詞です。
もしも、自分がモンスターになるなら、これが一番、楽しいうえに、無敵でしょう。
いろっぽい美女が、ひーひーあげる悲鳴もなんのその、じゅばじゅばと吸収してしまう!!
しかも、ブロブときたら、色もピンク・ムラサキと、マイ・フェイブレット・カラーで、
びしゅびしゅ伸びる触手もついてます。

映像はといえば、「どうだ! こんな風にでてきたら、おっかないだろう?」or
「どうだ! こんな風にでてきたら、笑えるだろう?」というシーンをつぎらはぎら、
ご都合主義的なキライもありますが、概してタルクなく、わくわくします!
主要な登場人物が、次々喰われてしまいます。
それにしても、このブロブさんたら!
バケモノの王道をいってて、なんて潔いヤツなんだろう!
主人公の不良バイク青年も、イアン・ミッチェルみたいで、ステキでした。

ベイビー・ブラッドBABY BLOOD1990
★★★
古代生物が生き残りをかけて、女の腹に巣くい、その養分ってんで、人殺して食っちゃう。
雰囲気はあるし、不条理に殺されちゃう描写も楽しいんですが、例の生物はでてこない。
上巻というか、予告編というか、期待を高めて終わっちゃうだけで、肩すかし。
くやしい。


ベクターマン
★★★★☆
なんと! 
韓国の「戦隊シリーズ」バッタモン
で、怪しいハングル文字のパッケージ!


メンバーは3人で、
レッドはタイガー! かっこいい系テッコンドー!
グリーンはイーグル! かわいい系ボクシング!
ブラックはベアー! ごっつい!ジュードー!

このコスチュームなんと、
ゴーグルにちょこんと「オハナ」がついてて、
白いアゴヒゲまではえてる。。。
しかも、変身シーンは顔や腕はいいですが、
「ハダカのむこうずね」の変形シーンはどうもねえ。。。


こいつらがいきなり、左肩に紋章を得て、変身能力を身につけ、
地球侵略(しかし、銀行強盗、宝石強盗ってロンダースかあ?)を狙う悪と戦う!
(って、悪の幹部美形女性<プロモフィルムまがいあり のヘルメットってガバナスまんま!)
(しかも、ヒトをさらってきては、ナンの目的かわからず、洞窟で強制労働。<ショッカーか?
単体ではすげー弱くて、「3人合体カメハメハ!」で、怪人を倒します。


怪人も、現代日本の戦隊悪役とちがって火薬、光学合成ばーーーーっきゅーーんん!
じゃなくて、あくまでカクトウなんで、なんか、仮面ライダーの怪人風ですねー。
なんか足りないと思ったら、
3人で名乗りをあげたときの
背後のぼっっかあああん!! もくもくもく!
がないじゃん!
それでさびしいんだあ!


で、最後、敵は巨大化!
ベクターマンも巨大ロボットに乗って(<おいおい、フラフラしないで、座れ!)、
戦うんですが、まだ、韓国の技術は
「がったああああああいっ!〜」
までいかないとみえ、飛行変型メカです。

なかなか気をぬかせない展開なのですが、
いかんせん、「画」がダサい!
ぽってりぺったりした、画面で、日本でいえば70年代前後、それこそ、
「レインボーマン」あたりの技術なんじゃないでしょうか?
CGもよくでてくるけど、昔のゲーセン・レベル。
しかし、その分、役者は動きます。
あと、映画版とかソフト人形とかもあり。
これ、3才フタゴも異様に熱心に見ていたこともあり、ハマっちゃうかもしれん。。。
気合いの「アイーっ!〜」には、気がぬけちゃうけど。

ベーゼ・モア
★★★★☆
ビバ! ビッチ・ムービー!
女二人版「ポニーとクライド」っすね!

「マワされたり、アソばれたりした
しょうもないヤク中の美女二人が出会い、一緒にいこうぜっ!
強盗、殺人、乱交、なんでもありっちゅうやりたい放題!」


クールな美女っちゅうのは、ナニしてもかっこいい!
小柄な方が、童顔に似合わずものすごく達観した人生観! おみごと!
「まんこなんかに、貴重品は入ってないよ!」

ですが、
ワタシは大柄な美女の方が猛烈、気にいってしまいました。
めっちゃかっこいい、セクシー! 不言実行! ドッキューン!

あんな美女がビッチだなんて、なんてステキ!
エッチなシーンもいっぱい登場するんだけど、
エロというよりは、
上質なフェチ・フィルムですなあ。
ああ、えがった!
大勢で乱交やってるところにいきなり侵入。
銃をぶっぱなしまくって全員虐殺!!! ちゅう、
ファック・クラブ襲撃の不条理さと、かっこよさにはもう、感涙ウルウル!

ヘルグレイブ GRAVEROBBERS 1988
★★★☆
パッケージはスゴイです。
顔が割れて(ツッチーにヤラれたダレかのよう)血をだすズラドクロ。
(しかも、ひと昔前の女子高生のようなヘアー・スタイル。)
いかにも、B級、いかにもゴアー!
そして、冒頭のイカした西洋墓地シーン!
おあああ! と、思いきや、
これが
レッキとしたA級だか、B級だか、幻想映画だか、クズホラーだか、
わけのわかんないハンパな代物
だったああ。

「元売春婦。現在、ナイト・レストランで勤務の美女。
いきなり、ナンパされる! これは
コンドームのセールスマンだったあ!
で、次にリムジンから、(見ようによっては)ハンサムな男がああ!
『今すぐ結婚しよう!』で、その場でオッケーだして結婚〜!
さて、その男、ホーム・タウンで葬儀屋。銀行家、警官とも仲いい。
しかーし、なんかヘン。ブキミなリムジン運転手は殺しても死なないし、
若い女性が死ぬと、町のオトコたちでうきうき死体置き場に入ってっちゃうし、
前妻の墓が2つもあるし。。。」

あとは、お決まり。
町ぐるみの死体遊戯。保安官も当然グル。
「今度はキミの番だ。」って追いかけまわされるヒロイン。
そして、その結末は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜?
って、トビ過ぎててわけわかんない。


御都合主義に徹する気すらないらしい。
ひたすら不条理な展開に、無理矢理かかる気の抜けたポップ・ミュージック。
ガイコツがバイクで走ってくシーンってなんなんだ?


だいたい、こういうのって「ゾンゲリア」なんかでは、死人を生き返らせるってのが、
ネタとすぐ割れるのだが、
こいつらはその気もないらしい。


美女死体にムラがって防腐処置をしてイタズラしているだけなのか???
(「ぼかあ、妹の生前ヤリたいことが、思うゾンブンできた。えっへっへ。」)
それにしちゃあ、エッチ&エグ&グロ・シーンがほとんどなく、
(冒頭の心臓ぐっしゃああ! だけだ。)
ひたすらソフト・フォーカスにシンセ・サウンド、きれいな風景。


う〜〜〜〜ん、気持ちはわからんでもないが、こ〜〜〜〜〜、
どのへんで、ケツの力を入れたらいいのか、よくわからん。
どうみても、中途半端な作品です。
グロならグロ、イルージョンならイルージョンにすればいいのにねえ。
とはいえ、受け手を考えない身勝手さって、けっこう心地よかったりします。


ヘルゲイト HELLGATE1989
★★★
若者、ドライヴ、地獄につながる村伝説。死んだはずの謎の美女。
だいたい想像つくでしょ? その通り。
カーニバルの村の夜景がなかなか幻想的で、行きたいなぁー。


ヘルハザード 禁断の黙示録
★★★☆
「バタリアン」のダン・オバノン監督。
あの、ラブクラフトの「チャールズ・ウォードの不思議な事件」の完全映画化です!
ラブクラフト・マニアとしては、もう、いても立ってもいられませんでした。

「私立探偵がマダムから、夫(チャールズ・ウォード)の変貌について調査を依頼される。
動物の生肉と血を大量に買い、怪しい博士やら、東洋人やらと、
家にこもってなんかやってるらしい。
数世代前に、黒魔術を使ってホムンクルスを作り、村人達に殺された
ジョセフィン・カーゥィンに乗っ取られたらしい。
家に入った探偵は人造人間のできそこないに襲われながらも、
時間と空間、宇宙すべてを支配しようという陰謀に接近する!」

いやああ、原作のオイシイところをけっこうマジメに画像化しているところ、まず感心!
ラブクラフト原作の中でも、白眉なんじゃないでしょうか。
できそこないのバケモノもよくできています。

ところが、惜しむらくは、
この「チャールズ・ウォードの不思議な事件」という長篇小説は、
どう考えても、映画向きじゃないっす!!!
うまくハナシをデフォルメしてあるのですが、
やっぱし、冗長な感はいなめないのが残念!

ヘル・ビヨンド BEYOND THE DREAM'S DOOR 1988
★★★☆
こりゃあ、「エルム街の悪夢」のバッタモン
というそしりを受けても仕方ないやんしょ。
もちろん、料理の仕方はかなり異なりますが。。。

「夢のバケモノの目撃者が次々始末され、
被害者が存在したという証拠も消されてしまう。
襲撃を目撃した人もまた、殺される。」

ってなわけで、延々夢だか現実だか混同したまま殺されてしまうシーン。
フレディーのようなキャラが登場しないので、
一種の幻想不条理劇みたいなカンジです。
未来の自分と出会ったり、殺された人間の存在まで抹殺される場面もあって、
「おっ!」
っと思わせる部分もあるのですが、
いかんせん進行が独善的な上、スリルが少ないのが致命的でしょう。


ヘルファイアー PRIMAL SCREAM
★★★
「SF+ホラー+アクションの娯楽フルコース!」が、うたい文句。
内容は、一応、その通りで、
近未来、ヘルファイアーなるものすごい液体エネルギーをめぐる陰謀に、
ハード・ボイルド風・刑事くずれの私立探偵が挑むというもの。
ヘルファイアーの放射線だかを浴びると人体崩壊が起こるから、こいつがホラー?
いきなり、依頼人美女と探偵(しかし、かっこよくない)のベッド・インも「お約束」。
新機軸を狙ったんだろうが、なにしろ、たらたらのテンポ。刺激のない進行。
とても、つらいものがあるなあ。

ヘルレイザー ゲート・オブ・インフェルノ
★★★★
おなじみ、クライブ・バーカー原案。顔クギ男活躍の4作目。
ところが、コレはちょっと、今までのヤツとは毛色が違う。
豪華絢爛オカルト要素が減退し、最近ブームのサイコ・サスペンスじたてになってしまった。

「バズル好きの刑事。妻娘がいる。高校の友人が惨殺され、例のパズル・ボックスを入手。
被害者の所持金をちょろまかし、娼婦(美形)とヤク、セックス。箱が開いてしまう。
で、翌日、娼婦は殺され、悪夢の日々が始まる。」

当人にしか、わからない予告の後に、知り合いが続々と殺害されていく、
って、けっこうハヤりのパターンじゃないですかあ。
今回の『地獄』というのは、主人公の心の中のこと。
ハナシネタも『切られた子供の指』のオチもどうってことないのですが、
「箱を開いてしまったこの人に何が起こるんだろう?」
という期待感だけで、いっきにみせます。
ヘルレイザー・シリーズのひとつとしては、なんかショボイですね。
だいたい、一番、納得がいかないのが、
『苦痛こそ、最高の快楽である。』
というシリーズの黄金律が消えてしまったこと。

ペンデュラム 悪魔のふりこ
★★★★☆
すげえ大傑作ですっ!
これって、ゴチック宗教的ヨーロピアン文学作品じゃないですかあっ!


スチュワート・ゴードン監督って、「ZOMBIO」とか、「フロムビヨンド」とか、
キャッピンおバカ監督と思ってたんですが、
実は天才じゃないですかあ!


きたなああ! これっ! いいじゃないですかあ!
眠かったのが、カナ縛り状態で、イッキに覚醒じゃっ!
原作がエドガー・アラン・ポーさん(<神取先生マニアのぽーさんじゃないぞ<アタリマエだ!)
てこともあって、骨子ががっちり! で、残虐描写とか、エロ描写とか、性格描写とか、
スチュワートさんなりにデフォルメが入りながらも、しっかりやってくれてます!
観客は、ニンゲンの愚かさに対する悲哀と、焦燥と、怒りと、
最後には、とてつもないカタルシスを得ることができるのではないでしょうか。

「1942年スペインの異端審問。いわゆる20万人以上が虐殺された『魔女狩り』。
信心深いパン屋の夫婦が、ひょんなことから、魔女よばわりされ逮捕される。
ええかげんな楽しみと金かせぎのためにひどいことする下っ端とちがい、
大審問官は信心深く自分にきびしいすげー厳格な人なのだが、
マリアというその人妻に恋してしまう。
そっから狂い始め、破滅に向かう!」

あのさー、このトルケマダって坊さん、
本当に「苦痛により、魂は救われる。」って堅く信じてて、
けっして悪意のある人じゃないだけど、
(<なにしろ、迷い始めた自分をムチ打ちにしちゃう。)
他からしたら、トンデモなく迷惑なヤツで、
一般人を拷問や火あぶりにするのにも、一切の躊躇がない! 
ここまでなら、まだ、「お前は過っていたんだよ。」
と許される余地があるように思われる(<ないない!)のだが、
ヒロインにホレたが最後、信念は砕け、凋落の道を突っ走る!
死ぬとかなんとかよりも、自分の信仰に欺瞞が入ることの方が、
この人にとったら、よっぽどツライんじゃないか。


魔女呼ばわりされて、舌を切られちゃうヒロインやら、
愛する妻のためなら命も捨てちゃうかっこいいダンナさまとか、
ヒロインのささえになってくれるいい老魔女(<最期がじ〜んとくる)とか、
いいキャラはいっぱい出演するのですが、
なんといっても、極悪非道! 
おのれの道をゆき、色香に惑わされ破滅する
トルケマダ大審問におもいっきり感情移入してしまいました。

この話って、ポーなんだけど、もしかしたら、
ポーさん、マシュー・グレゴリー・ルイスのゴシック・ロマンの名作、
「マンク」を下敷きにしてるのかもしれない。
「マンク」はメチューリンの「放浪者メルモス」と並んで、
ワタシがもっとも敬愛を捧げるゴシック期の長篇小説です。

ペンタグラム 悪魔の刻印
(評価退避)
ハリウッドのメジャー映画らしいんですが。
「全米、日本で大ヒット!!」なんだそうですが。
「ラ・バンバ」、「ヤングガン」に出た、有名な俳優が主演のようですが。
ひどく気のヌケたもんで、ホラー、オカルト、アクションのつもりかこれは???
脱力(<これはステキな価値だ)にさえならない、
おざなりの進行陳腐、衝撃シーン安易、画もあんまり、緊張感も持続しない、
どーでもいい話を美男・美女らしきモノで売ろうってのかどうなのか、
最悪のメジャー・ハリウッド・パターンですなあ。



お話は、とっつかまって死刑になった連続殺人犯が、
あっちゃ、こっちゃ乗り移ってサツジンし、刑事に復讐しようってもの。
途中から同行する霊媒美女のヒロイン、やっぱり殺される相棒刑事、
ちっともショックでないありきたりのオチ
あのさー、同じ連続殺人ものでも、
アルジェントのような、キレとか、飛翔がないんだからこれは。
ぶったるみすぎてて、途中、何度か寝てかけなおしました


墓地裏の家
★★★★
これは、おそらく、ハズレの方にはいるんだろうな。
でも、いやじゃない。ひいきめか? 街や村の冷たい空気はいいですよ。
館に潜む、不死の博士と少女の話。博士の特殊メイクがいかしてる。


ポップコーン
★★★★
って、どうしてこうゆうタイトルなんしょうな。
ワタシャまた、
ポップコーン化けた宇宙生物が、
侵略モノを上映している映画館の客のハラの中で大増殖してしまう
という、ストーリーを勝手に想像しました。

「最低と言われた映画監督が怨念でもって蘇り、
ギミック自主上映するキャピキャピ若者どもと観客どもを殺して、
カワかぶってバケて、また殺す。」
単純に言えばそうです。

ノリとしては、「スクリーム」シリーズ
映画の外と中で殺人が起こるというのは、「デモンズ」あたり、
また、造りもののハエが飛んだり、客席に電気をしかけたりするあたり、
「ギミックの帝王」ウイリアム・キャッスルの映画館って、
こんな感じかなーーー、と楽しくなります。


ネタ仕掛け自体はすげーーー面白かったのですが、
なんか、緊張感がイマイチな感が拭えません。
「今風若者ドラマでもりあがろうぜっ!」という製作姿勢が、
ゲログロ的快感をそいでしまったように思えます。
(ワタシは「スクリーム」シリーズもあんまり、好きくありません。)
犯人のサイコぶりもなんか中途ハンパだし、
犠牲者の顔のカワを剥ぐシーンを延々やって客にみせるとか(<ルイスだ)、
もっとやりようがあるんじゃないでしょうか、と、いいつつ、
これはメジャー向けなのかなあ。これでいいのかなあ。と反省したりもします。


ボディ・クッキング 母体蘇生
★★★☆
「コン・エアー」のサイコにいちゃんが観たい!
っていったら、さっそく、Mapiさんが紹介してくれました。感謝!

これは、ホラーというより、
スラップスティック・不条理・コメディーですなあ。言えば。
けっこう、上品。

マザコンの主人公が(しかし、口臭クサそう)、死んじゃった母親を愛するあまり、
怪しげな会社に頼んで(セールスマン、イイ味)蘇らせたはいいが、
母親は(これまた、すげえおばはん)イカれててゴキブリ食っては殺人、ダンス。
隣のセクシーねえちゃんは、なぜか迫ってくるし。
同居人のおじさんはスケベーだし。
うっとおしいニンゲンは次々やってくるし。
騒動に次ぐ騒動!

なんか、あの「ブレイン・デッド」のどたばたを口当たりよく仕上げたカンジですだよ。
これなら、「ホラーはちょっと」という方でも、イケましょう。
彼女とも、安心して御覧になれます、
ううん、個人的にはちょっと食い足りないような。。。

ボディスマッシャー 殺戮の野獣
★★★
リチャード・グリーコって、だれ? なんか、このヒトのプロモ・ビデオみたいだよ。
不治の病に侵された青年が猫の遺伝子を注入され、全快と同時にバイオ・モンスター!
って、いっても、変形はしない。やたら、モテモテになり、セックスに強くなり、非情になり、
踊りが上手くなり、スピードが早くなり、高いところに登りたくなる。
平井和正の犬神明と対決させたらどうかしら。でも、新月期はダメよっ!
この主人公が、秘密を知ったヒトを殺したり、
女科学者やいけいけネエちゃんとセックスしたりする話でした。そんだけっ!
なんか、力のもちぐされみたいなとこがありますね。
やっぱり、必要なのは「悪の秘密結社」ですか?
じゃなきゃ、もっと、反社会的に大暴れするとか。


ホラー喰っちまったダ!
★ ★ ★ ★ ★
幻の名作! と称される(ワタシが勝手に言っているというウワサも!)これ!
ついに、深夜観賞しました。
こりゃあ、傑作だああ! 


よくあるレビューには、
「妻のメシがまずくて、殺して電子レンジにいれ食ったらやみつき、
それ以降、女と見ると、殺して食う殺人鬼の話。」

まあ、確かにそうなんですが、こりゃあ、実物を観ないとそのすばらしさはわからない!
脚本のすばらしいこと! キャラのセリフすべてに、アイロニーがあふれている!
その楽しいこと! 海外コメディーのあの「わはははは!」という、歓声が聞こえてきそう。
字幕から、一瞬たりとも、目が離せません。


主人公は、うだつのあがらない建築現場のおっさんなのですが、
相棒とゆうか、最初はバカにしてて人肉バーベキューがあんまりおいしいので、
仲良くなる白人&黒人労働者のトボケた味もすばらしい!


で、この建築現場なのですが、オープニングにいきなり、いけいけ姉ちゃんがふらっとやってきて、
おっぱいまるだし、壁に押し付けられて、あんあんするという、
まったく意味不明のシーンがでてきて、
これから始まる映画のアッポラチャー感をいやがおうにも、
高めてくれます。
(それを見て、われもわれもとすっとんでいくニクタイ労働者どもがまた、おかしい)


ヨメを殺すまでは、まだまだ、なんとか、統制がとれている(でもないか)のですが、
ひとたび、その一線を越えてしまうと、もう、ブラック・ギャグ(ユーモアではない)の嵐です。
次々と、かっこいいイケイケぽよよんお姉さまをひっかけては、(することはして)料理しちまう。
「今日はハラが減ってるから、売春婦でもイイヤ。」


「普通のオトコは面倒にも、食事しからスルのに、オレはシてから喰う。これは異常ではないのか。」
と、悩み、主治医(<これも、アッチャラポーーーンな医者)に相談するのですが、
ナニを勘違いしたか、
「それはまったく異常ではないよ!」。
「でも、忌わしいことです。(<カンバのこと)」と問うても、
「気持ちのいい(<エッチのこと)ことはどんどんやるべきだ!」とか、、
「でも、最近、食生活が変わってきてるんです。」
「しかし、元気になったってえのは、いいことじゃないかねえ。」
そして、最後は、
「食は人なり!だよおお、きみいい!」で、ちょん! スバラシイ!
その他、カンバ、ネクロをテーマにした、大ワザ、小ワザの愉快なエピソードの数々。
これはホラーでなく、
「セクシュアル・ブラック(グロテスクではない)・コメデイー」
の傑作ですね! 是非とも、観賞をお勧めします!

それにしても、無意味に庭でマタを拡げてニコニコしてる隣のねえちゃんて、
いったい、なんだったのでしょうか?

ホラー・ハウス (原題不明) 1989 イタリア作品
★★★★
「ルシオ・フルチの」といううたい文句がつきます。

優しい両親が強盗に惨殺され、幼い兄妹が残されます。
兄妹は「おじさん、おばさん」の世話になるのですが、
なかなかなつきません。
って、言ってる間に館で、いろいろ不思議なことがおこり、
おばさんは館を売りわたし、ひっこそうとするのですが、
関係者はすべて、ヒサンな目に会います。

なんちゅうことはない、凡庸なストーリーで、
テレビ用かもしれませんが、
唐突冒頭の残酷シーンとそれ以降の美麗な画像、心暖まる展開とのギャップが、
「ああ、フルチさんだなあ。。。」
という感慨を抱かせてくれました。 
森と館のロケーションもきれいです。


ボルケーノ
(採点屈折)
このメジャーな超大作には、笑わかしてもらいました。
だって、ぜんぜん、リアルじゃないんだもん!
お涙頂戴で、ご都合主義の道具としてあしらわれる大自然がふびんだ!
これが、アメリカ的発想なんだろーなー。(差別発言)
だいたいさー、地下鉄チューブん中に、溶岩が流れてきたんだよ、
密閉空間にさー。その湿度と、室内温度って、たとえ、溶岩に近くなくても、
圧力なべみたいなもんだろー。みんな即座に焼けただれて、すぐホラーだよ。
そいから、溶岩が足元に流れてきて、ひょいっと避けたり、
わずか数センチ上をクレーンでぶぶーーん。泥水と勘違いしてんじゃねーの。
大ヤケドするだろー普通、蒸気やなんかだってあんだから。
いきあたりばったりで、ぼっかーーん! 炎がうまいとこに吹き出したり、
怒ってひねくれていた住民が、突如改心して、お手伝いをはじめたり、
なんじゃこりゃーー? 作り手のセンスを疑うよ。
ゴーゴー・ファイブの方が、はるかにリアルだ。


WHTE ZOMBIE(恐怖城)
★★★
海外版をゲット。会話は聞き取り、ほとんど、困難でした。
ベラ・ルゴシ扮するいかがわしい親父が、死体をゾンビ化し労働させてる。
やってきた美人妻をゾンビにしちゃおうなんて、悪いことを考えるが、
結局、崖から落っことされてしまう。という、どこでも紹介されてるストーリー。
今からすると、もったり、のったり、した作品で、恐怖というよりは、
怪しげな白黒映画の雰囲気にひたるのがいいです。





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