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- オレがやらなきゃ、ダレがやるっ?!
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- 2002年8月9日49才、惜しくも永眠。
- スーパー・ギタリスト!
- 緊急追悼特集!
- PAUL SAMSON SPECIAL!!
- その1、スタジオ盤、LIVE盤
- 目次
- ・御挨拶 / ゾンビ
- ・ デヴューから、BRUCE
BRUCE 在籍時代
- SURVIVORS / SAMSON 1979
- HEAD ON /SAMSON 1980
- SHOCK TACTICS /SAMSON 1981
- LIVE AT READING '81/ SAMSON 1981
- VIDEO BICEPS OF STEEL / SAMSON
- ・NICKY
MOORE 在籍時代
- BEFORE THE STORM(魔界の嵐)/ SAMSON 1982
- DON'T GET MAD GET EVEN /SAMSON 1984
- THANK YOU AND GOOD NIGHT... /SAMSON
1984
- ・その後のスタジオ作品
- JOINT FORCES / SAMSON 1985
- AND THERE IT IS /SAMSON 1988 (MINI
LP)
- REFUGEE / SAMSON 1990
- SAMSON / SAMSON 1993
- ・その後のライヴ作品
- LIVE AT THE MARQUEE / PAUL SAMSON'S
EMPIRE 1986
- METAL CRUSADE'99
- LIVE IN LONDON 2000 / SAMSON
- LIVE THE BLUES NIGHTS / PAUL SAMSON
2001
- 「その2、ベスト盤、シングル、関連盤、および、Family Tree」へ
- ホーム別館へ
- ホームへ
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- ・御挨拶 / ゾンビ
- SAMSON!
そして、PAUL SAMSON!
だーい好きでした。
80年代初頭。ニュー・ウエーブ・オブ・ブリティッシュ・ヘヴィ・メタル(以下、N.W.O.B.H.M.)!
音楽誌はヘビィ・メタル・バンド一色! ニューリリースの嵐。輸入盤屋でも新譜はそればっかり!
- 芸風がいろいろあっても、ハズレはなかった! 安心してジャケ買いができました。
- (L.A.メタルが流行り出してから、止めました。)
当時、マスコミを騒がしていたのが、DEF LEPPARD、IRON MAIDEN、SAXON 。
- ちょっと、ランクが下がって、GIRL、MOTORHEAD、SAMSON、WILD HORSES、TYGERS
OF PAN TANG。
ゾンビ的には、メジャーじゃMOTORHEADとSAXONが文句なくカッコよく、
- それから、ANGEL WITCH、SAMSON、TYGERS OF PAN TANG(ファーストのみ!)、WILD
HORSES。
- 輸入版ではなんちゅうても、WITCHFYNDEが最高だった!
「HEAD ON」のレビューを御覧いただけばわかりますが、この中でも特にSAMSONには特別な思い入れがありました。
さらに、それからずうっと、オン・タイムで追っかけていけばいくほど、PAUL SAMSONに愛着がわきました。
浮気な一般大衆に忘れられようとも、コンスタントにライヴをし、アルバムを発表する。エライ人だ!
- それでまた聴くほどに、じわーーっとアジがしみでる不思議なギターに素敵な曲。
- PAUL SAMSONって、アジのカタマリみたいなヒトですよねえ。
- ・ デヴューから、BRUCE BRUCE 在籍時代

- (from LEFTto RIGHT )
- SURVIVORS / SAMSON 1979
- HEAD ON /SAMSON 1980
- SHOCK TACTICS /SAMSON 1981
- LIVE AT READING '81/ SAMSON 1981
- 初期発売CDと、ボーナス・トラック入りのリマスターCDが発売されています。初期発売CDの「HEAD
ON 」と「SHOCK TACTICS」は中低音部がぼっこぼこで、ひでえ音です。アナログ盤はスリきれるまで愛聴しましたが、こっちはあんまり聴く気になりませんでした。
そして、ボーナス・トラック目当てでリマスターCDをゲットしたら、すんばらしい音!アナログのウォームさにはかなわないものの、バランスがとれていました。以降、初期発売CDはまったく聴いていません。
- ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
SURVIVORS / SAMSON 1979
1,IT'S NOT AS EASY IT SEEMS
2,I WISH I WAS THE SADDLE OF A SCHOOL GIRLS BIKE
3,BIG BROTHER
4,TOMORROW OR YESTERDAY
5,KOZ
6,SIX FOOT UNDER
7,INSIDE OUT
8,WRONG SIDE OF TIME
(BONUS TRACKS)
9,MR ROCK'N'ROLL(single収録曲)
10,THE SHUFFLE(single収録曲)
11,IT'S NOT AS EASY IT SEEMS(V . BRUCE)
12,I WISH I WAS THE SADDLE OF A SCHOOL GIRLS BIKE(V . BRUCE)
13,BIG BROTHER(V . BRUCE)
14,TOMORROW OR YESTERDAY(V . BRUCE)
15,SIX FOOT UNDER(V . BRUCE)
16,INSIDE OUT(V . BRUCE)
17,WRONG SIDE OF TIME(V . BRUCE)
- G.V . PAUL SAMSON
D . THUNDERSTICK
B.CHRIS AYLMER
V . BRUCE BRUCE
SPECIAL GUESTS
B . JOHN MCCOY
K . COLIN TOWNS
PRODUCED BY JOHN MCCOY
- デヴュー・アルバム。
なんと言っても『古い』音だす。
音質といい、音像といい、歌といい、ギターといい。1970代初期のブルース・ロックと言っても、反論はこないでしょう。それがまたワタシの好みにあっていました。
リード・ヴォーカルは実質、PAUL SAMSONひとり。その後、BRUCE にさしかえた再編修版も登場。ボーナス・トラックに入っています。
1曲目、いきなりメイン・リフが「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」クリソツです。
「BIG BROTHER」と「TOMORROW OR YESTERDAY」は、ライヴ、オムニバスで有名ですね。アルバムの中でも佳曲です。後者では、
COLIN TOWNSの流麗なピアノとぎっちょぐっちょのシンセ・ソロが楽しめます。GILLANみたいです。
「KOZ」はサイケっちゅうかなんちゅうか、インストで、BRUCEのハーモニカがファラララララ。
アナログのB面あたりは、リラックスしすぎというか、気が抜けてしまうような曲が続きます。けっして、きらいではないのですが、このへんやっぱり、N.W.O.B.Hと呼ぶのには抵抗があります。
- そもそも、このアルバム自体、「N.W.O.B.H.M.だよ!」って、言ってヒトに聴かせてよいものだろうか? ムロン、N.W.O.B.H.M.にも、THE
HANDSOME BEASTとか、SPLIT BEEVERとか、BITCH'S SINとか、LEGENDとか、「どこの時代のロックぅ?」みたいのはけっこうあるんですが。
- 当時、一緒に並べられていた、IRON MAIDENとか、SAXONとか、DEF LEPPARDとかと比較すると、異質です。IRON
MAIDENはゴリバキだし、SAXONなんか、ファーストからすごく洗練されてたもんなあ。むしろ、こっちのメジャーになったバンドたちの方が、あの流れの中では異質だったのかもしれない。
(BONUS TRACKS)
11-17は、前述、歌をBRUCEにさしかえたヴァージョン。「KOZ」はインストロメンタルなんでありません。
歌入れ替えただけで、こんなにテンションがあがってしまうというのも、すごいことです。BRUCE偉大!
- ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
HEAD ON /SAMSON 1980
1,HARD TIMES
2,TAKE IT LIKE A MAN
3,VICE VERSA
4,MAN WATCHER
5,TOO CLOSE TO ROCK
6,THUNDER BURST
7,HAMMERHEAD
8,HUNTED
9,TAKE ME TO YOUR LEADER
10,WALKING OUT ON YOU
(BONUS TRACKS)
11,ANGEL WITH A MACHINE GUN(single収録曲)
12,KINGS WAY JAM(ジャム・セッション)
- G. PAUL SAMSON
D. THUNDERSTICK
B. CHRIS AYLMER
V. BRUCE BRUCE
- WRITTEN , ARRANGED AND PRODUCED BY SAMSON
- BRUCEって、ゾンビの中では『アニデシ』です。どう聴いてみても、わが師匠IAN
GILLANを猛烈に崇拝しまくってるってのがわかりますよね。「TOO CLOSE TO ROCK」なんてもう、モロまんま。
さて、この「HEAD ON」。
もし、SAMSONを知らない人に一枚だけ推薦するのであれば、コレしかありません。
- この他にも傑作アルバムはあるのですが、「SAMSONらしさ」という点では、これにつきます。あくまで私見ですが。
- で、「HEAD ON」。へどん。
ヘンなアルバムです。ジャケットを手にした時から、「なんかヘン」。
他のバンドのジャケったら、もっとロゴとか、エディ君とか、垢抜けているのに、このアルバムでは「覆面レスラー」みたいなオトコです。しかも、ボーカリストでも、リーダーでもなく、単なるドラマーです。
たとえば、SABBATHのジャケがビルさんの全身像だけとか、PURPLE でペイちゃんのヒタイのアップ とか、RAINBOWでコージーのチカラコブとかって普通やらないじゃないですか。ところが、SAMSONはやっちゃうんです。へーきで。
次に歌詞カードの裏のメンバー・ショットです。ヘンなカブリモノをカブってたり、わざとヘンなカオをしているメンバーがいたり。完全におちゃらかしています。MOTORHEADの「BOMBER」のジャケ裏もけっこうコワいものがありましたが、コレには負けています。
音楽誌によれば、ステージでは覆面男がオリの中でドラムを叩くとか……。コミック・バンドなのかっ?
- さて、肝心のサウンドなんですが、これがまたヘンっ!
MAIDENのファーストやSAXONの『WHEELS OF STEEL』なんかを聴いちゃってから、ひたすらポップなコーラスの「HARD
TIMES」なんちゅうと、こりゃあ違和感あり過ぎです。
口笛吹きながら荷物を運んでいるニイちゃんがコケちゃったようなS.E.の後で、「TAKE IT LIKE A MAN」! フザケているとしか思えません。しかも、この「TAKE
IT LIKE A MAN」、躁病的なスピード・ナンバーで、なんかモーレツにかっこいいじゃないかっ!
「TOO CLOSE TO ROCK」!? なんじゃこりゃあ! GILLAN様そっくりシャウト大会じゃないかあ! げらげらげらと爆笑。
- どっか蹴っとばしてるようなノイズ入りの「HAMMERHEAD」。
「地球に置いてかれちゃったから、なんとかしてちょうだい!」というヘンテコな歌詞、へらへらとしたリズムの「TAKE ME
TO YOUR LEADER」。
―― な、なんだこのレコードはあっ!?
バンドのサウンドもヘンです。トボけているみたいな丸っこい音質のギターに、スコパコスタスタスタスタとやたら暴れるタイコ。そして、アオスジたてまくりの、これもなんだかヘンなヴォーカル。各人個性豊かというか、かっ飛び出しているというか、「この人たちはアンサンブルをなんと心得てるかああ!」というか、とにかく、バラバラな感じがすごくおかしい。しかも、それがなんともカッコイいい! 曲もいい! こんなの聴いたことない!
ギャク・メタル とか、コミック・メタルとかいう言葉が浮かんできて、さすがは英国、センス・オブ・ユーモア、「モンティ・パイソン」の国だなあ。と妙に感心したりしました。
これに入りこんでしまうと、やみつきになり、流しているだけで、にこにこと楽しい気分になってしまうのです。
(BONUS TRACKS)
ジャム・セッション「KINGS WAY JAM」がめっちゃいいです。
テープまわしっぱなしセッション。ビート・パターンにあわせて、アドリブでギター弾きまくったり、叫んだり。なんつっても、BRUCEのアドリブ・ソングが圧倒的にかっこいい!
彼独特のビヴラートでクールに歌い流して、「ここだああ!」って時に、必殺のハイトーン・シャウト! 「こうじゃなきゃああ!」って、血沸き肉踊ります。バックが静かになると、ナレーションもやってます。内容はよくわかんないけど、ジョークのようでメンバーが笑ってました。こういう雰囲気っていいなああ!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
- SHOCK TACTICS /SAMSON 1981
1,RIDING WITH ANGELS
2,EARTH MOTHER
3,NICE GIRL
4,BLOOD RUST
5,GO TO HELL
6,BRIGHT LIGHTS
7,ONCE BITTEN
8,GRIME CRIME
9,COMMUNION
(BONUS TRACKS)
10,LITTLE BIG MAN(single収録曲)
11,PYRAMID TO THE STARS(未発表音源)
12,LOSING MY GRIP(未発表音源)
- G. PAUL SAMSON
D. THUNDERSTICK
B. CHRIS AYLMER
V. BRUCE BRUCE
PRODUCED AND ENGINEERED BY TONY PLATT
- 巷で一番、評価が高いっていったら、やっぱりコレですか?
『名盤』なんちゅう記事や本があると、必ず顔を出しますね。
コレもいいです。
前作「HEAD ON」でのトボけたところが後退し、シャープになっています。なんていっても、BRUCEがキレまくっています。
「RIDING WITH ANGELS」はSAMSONの代表曲です。
「EARTH MOTHER」もライヴではたびたび演奏されています。
しかし、つらつら思うことは、声域の驚異的なボーカリストがもっともアブラの乗っている時期にバンドの代表曲を作っちまうっていうのはどんなもんでしょう? バンド在留で歌っていくにしても、還暦になったら歌えそうにありませんし、BRUCEさんのように中途脱退された日にゃ、後任ボーカリストの苦労は目に見えています。嘘だと思うんなら、「RIDING
WITH ANGELS」を歌ってみてください。
「PARANOID 」や「SMOKE ON THE WATER」のエライところというのは、一般ピープルでも軽く歌えちゃうところです。
- (BONUS TRACKS)
未発デモ集。「PYRAMID TO THE STARS」、「LOSING MY GRIP」は、BRUCEが歌。NICKY
MOORE加入後すぐに、歌を入れなおして、シングルになりました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
- LIVE AT READING '81/ SAMSON 1981
1,BIG BROTHER
2,TAKE IT LIKE A MAN
3,NICE GIRL
4,EARTH MOTHER
5,VICE VERSA
6,BLIGHT LIGHTS
7,WALKING OUT ON YOU
8,HAMMERHEAD
9,RIDING WITH THE ANGERS
10,GRAVY TRAIN
- BONUS TRACKS
11,RED SKIES(未発表音源)
12,TURN OUT THE LIGHTS(未発表音源)
13,FIRING LINE(未発表音源)
- G. PAUL SAMSON
D. MEL GAYNOR
B. CHRIS AYLMER
V. BRUCE BRUCE
- 1981年のレディング・フェスでのライヴ。
発売されたのは、もっとずううううっと後の事ですよ。
当時、これを発見したワタシは狂喜! 即購入しました。
で、わくわくしながら聴きました。
「やっぱ、すげええええやああああっ! ブルウウウッスウウ!」
- BRUCE BRUCEというのは、スーパーかっこいいボーカリストです。師匠IAN
GILLANから、歌唱法はもちろん、そのアティチュードまで受け継いでいます。
ここで聴かれる『歌』というのは、『メロディーをなぞった上で、その中にテクニックを絡める。』という種類のものではありません。ハートフルなメッセージに、言葉と感情、メロディとリズムがついて、結果として『歌』になっています。BRUCEの人間離れした豊かな声量と声域、それにリズム・フィーリングがそれを可能にしています。
したがって、ライヴ・ステージとは単なる『歌聴かせリサイタル』ではありません。歌うことのできる歓喜や興奮を観衆(聴衆ではない。)と共有し、ボルテージを高め合っていく『場』なのです。
このCDでのBRUCEは、終始ぶっちきれっぱなしで、盛上がりっぱなし。お得意の『変則ビブラート・フェイク唱法』もサエまくっています。
一緒にサケびましょう! 「ライーディーン・ウイジ・エーーーンジェーーールズ!」 キーがついていけたらね!
「GRAVY TRAIN」は BEFORE THE STORM収録の「I'LL BE ROUND」の原曲。歌詞も歌メロもまったく違い、BRUCEとNICKY
MOORE の資質の違いをみることができます。
- PAUL SAMSONによるBRUCE脱退のコメント:「 MAIDENは2年先まで、見通しがあった。ぼくらは来週のこともわからなかった。」
- ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
VIDEO
BICEPS OF STEEL / SAMSON
( 15 MINUTES )
TRACKS :
HARD TIMES
VICE VERSA
- G. PAUL SAMSON
D. THUNDERSTICK
B. CHRIS AYLMER
V. BRUCE DICKENSON
- A JON ROSEMAN PRODUCTION
- 黄金メンバーによる、15分のプロモ・ビデオです。
「HEAD ON」からの2曲に連続ストーリーがついています。
聖書の「サムソンとデリラ」のエピソードをなぞったもので、なかなか楽しめます。
- 口パクとはいえ、動くメンバーを観る機会なんて、滅多にありませんから。THUNDERSTICKのオリもあります。
- これを観るとBRUCEがいかにIAN GILLAN信者か、ズッキーんとするくらいわかります。
- スタンド付マイクの構える角度、キメのシャウト、足もとで放るマイク・スタンド・アクション。
- 「おおお! アニデシーーーーっ!」と、もうにこにこしちゃいますぜ!
「(HARD TIMES編)ものすごい力の長髪ローディーが、たったひとりでステージのセッティングをする。バンドはSAMSON! ライヴが始まり、観客はのりのり! ところが、ゴロツキみたいな警備員が前列に陣取り、客にいき過ぎた暴力を奮う。ビールのカンをカラにしながら働いていたローデイーは、警備員どもをかたっぱしからやっつける。」
「(VICE VERSA編)その夜、ステージでローディーが眠っていると、セクシーな女がやってきて、彼を誘惑する。ラブ・シーンを演じるローディー。なぜか観客席のスモーク&レーザーの間から、曲を演奏するメンバー(<のぞきか?)。口パクのBRUCE。すべてが終わり、精魂尽き果てて眠るローディーの髪を、女はハサミで切り刻む。(聖書のサムソンは髪を切られると怪力を失う。)そして、力の出なくなったローディーを、ゴロツキ警備員どもがあざ笑う。彼女は回し者だったのだ。最後の力を振り絞り、つみあげられたP.A.を彼等の上にぶっ倒すローディー! どっかーん!」
・NICKY MOORE 在籍時代

- (from LEFTto RIGHT )
- BEFORE THE STORM(魔界の嵐)/ SAMSON 1982
- DON'T GET MAD GET EVEN /SAMSON 1984
- THANK YOU AND GOOD NIGHT... /SAMSON 1984 (LP)
- THANK YOU AND GOOD NIGHT... /SAMSON 1984 (CD)
- ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
- BEFORE THE STORM(魔界の嵐)/ SAMSON 1982
SIDE 1
1,DANGER ZONE
2,STEALING AWAY
3,RED SKIES
4,I'LL BE ROUND
5,TEST OF TIME
SIDE 2
1,LIFE ON THE RUN
2,TURN OUT THE LIGHTS
3,LOSING MAY GRIP
4,YOUNG IDEA
- G. PAUL SAMSON
V. NICKY MOORE
B.CHRIS ALMER
D. PETE JUPP
- PRODUCED AND ENGINEERED BY JO JULIAN
- 「SAMSONで、一番、愛聴したアルバムはどれ?」
と尋ねられたら、ためらいなくこの一枚。
ヴォーカルがハイトーン・シャウターのBRUCEから、声にも重量感の溢れるNICKY MOOREへチェンジ。脳天ブッチギレの興奮が後退したぶん、よりエモーショナルなバンドになりました。
PAUL SAMSONとNICKY は非常に仲がいいのか、この後も事あるごとに共演し、2000年の『再結成』でも御一緒することになる。SAMSONには大勢のシンガーが出入りしたけれども、この組み合わせ、ギターとヴォーカルの相性もベストでしょう。
キテレツな空気も超絶歌唱もない代わりにこのアルバム、ブルージーでパワフルな「いい曲」がめいっぱい詰まっています。飛ばしたくなる曲がひとつもない。これはすごいことだ。
というわけで、曲は全部いいんだけれども、「DANGER ZONE」、「I'LL BE ROUND」と「LIFE ON THE
RUN」がワタシのお気に入り。重量感あふれるビートとリフ、パワフルで渋い歌。そして、じゃじゃじゃあん! 感情を揺さぶる極上のサビ。アルバムすべてがこのフォーマットにのっとっているのですが、特にこの3曲では顕著なんですよお! しかし、ライヴではあんまりやっていないみたい。なんで?
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
DON'T GET MAD GET EVEN /SAMSON 1984
SIDE 1
1,ARE YOU READY
2,LOVE HUNGRY
3,BURNING UP
4,THE FIGHT GOES ON
5,DON'T GET MAD - GET EVEN
SIDE 2
1,INTO THE VALLEY
2,BITE ON THE BULLET
3,DOCTOR ICE
4,FRONT PAGE NEWS
5,LEAVING LOVE (BEHIND)
- G. PAUL SAMSON
V. NICKY MOORE
B.CHRIS ALMER
D. PETE JUPP
- PRODUCED BY PIP WILLIAMS
- このアルバムが発売された当時の評価はさんざんでした。
某評論家なんか、「ダメなヘヴィ・メタル・バンドのお手本。もう、ついていけない。」と酷評。N.W.O.B.H.M.ブームにも陰りが見え始め、レコード会社から契約を切られて、解散に追いこまれるバンドも続出した。この頃のインタビューで「金があるとか、人気があるとかは言い難いんだけど、それでもライヴができるボクらは幸せだよ。」という、NICKYのコメントが泣かせてくれた。
しかし、このアルバム、前作の『BEFORE THE STORM』ほどパーフェクトではないにしろ、ハートにぐいぐいくるいい曲がけっこうあって、そんなに悪い出来ではないと思います。
コンビレーションやライヴに頻出の「ARE YOU READY」、「BITE ON THE BULLET」、「LOVE HUNGRY」なんちゅうのは非常にかっこいい曲だし、タイトル曲の「DON'T
GET MAD - GET EVEN」はBLACK SABBATHの「HEAVEN AND HELL」調で、スゴイケてる。
スタジオ・アルバムとしては、これを最後にSAMSONはひとまず解散。
ムロン、PAUL SAMSONはその後もメンバーを変えつつ、「どう転んでもSAMSON」としか言いようのない作品を連発していくことになるのですが。
- ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
- THANK YOU AND GOOD NIGHT... /SAMSON 1984
1,BITE ON THE BULLET
2,INTO THE VALLEY
3,LOSING MY GRIP
4,VICE VERSA
5,LOVE HUNGRY
6,TOMORROW OR YESTERDAY
7,MR.ROCK AND ROLL
8,DON'T GET MAD GET EVEN
9,TEST OF TIME
10,ARE YOU READY
- G. PAUL SAMSON
V. NICKY MOORE
G. DAVE COLWELL
B. MERV GOLDSWORTY
D. PETE JUPP
- PRODUCED AND ENGINEERED BY PAUL SAMSON AND
DAVE KING
- NICKY MOORE入りSAMSONのラスト・アルバムにして、ライヴ。
- これもおススメ!
- じーんとくる歌曲をエキサイティングにエモーショナルに、いい歌といい演奏で堪能させてくれます。
- 「あああ! SAMSONを追っかけてきて良かったなあ。」と感慨する瞬間です。いいわあ! ホントに!
「VICE VERSA」がセカンド・アルバムから。
「TOMORROW OR YESTERDAY」と「MR.ROCK AND ROLL」がそれぞれ、ファースト・アルバムとシングルから。この2曲はメドレー形式になっています。以降のライヴでもこのパターンをやっています。
他はすべて、NICKY 在籍時のアルバムからのナンバーで、BRUCE時代の名曲を捨て去っているところから、『今』の音楽に対する自信をひしひし感じます。
ベスト・アルバム『PAST PRESENT & FUTURE』に、この時期のライヴでNICKY の歌う「RIDING
WITH THE ANGERS」が収録されていますが、これがまた素晴らしい! ぜんぜん違う歌メロ、完全に自分の歌にして不自然さを感じさせない力量! まったくもって大したシンガーだと感服します。
- ・その後のスタジオ作品

- (from LEFTto RIGHT )
- JOINT FORCES / SAMSON 1985
- AND THERE IT IS /SAMSON 1988 (MINI LP)
- REFUGEE / SAMSON 1990
- SAMSON / SAMSON 1993
- ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
JOINT FORCES / SAMSON 1985
1,THE CHOSEN FEW
2,TRAMP
3,BURNING EMOTION
4,NO TURNING BACK
5,TELL ME
6,TALES OF THE FURY
7,THAT AIN'T ALL
8,POWER OF LOVE
9,THE RUSSIANS ARE COMING
10,REACH OUT TO LOVE
- G. PAUL SAMSON
V. NICKY MOORE
SPECIAL GUESTS
B. JOHN McCoy
D. EDGER PATRIC
D. CHRIS SHARLY
PIANO. COLIN TOWNS
SYNTHS . JO JULIAN
- PRODUCED AND ENGINEERED BY JO JULIAN
- PAUL SAMSONさん、初のソロ・アルバム。
……って、一体、どこがSAMSONと違うんじゃあ???
相変わらずのSAMSONです。歌も NICKY MOOREだし。
特筆すべきは、ベースでJOHN McCoyが参加しているということでしょう。スピード・ナンバーでの『ベッコ・ベッコ・ベッコ・ベッコ』はなんといっても強烈!
「THE CHOSEN FEW」、「TALES OF THE FURY」なんかは、全盛時のGILLANみたい! ああ、ギ師匠に歌って欲しい!
毛色の代わった曲もありまして、「NO TURNING BACK」なんてファンクだぜ。「REACH OUT TO LOVE」にはあのCOLIN
TOWNSがピアノで参加しております。
- SAMSONファンなら、聴いて損はない一枚。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
AND THERE IT IS /SAMSON 1988 (MINI LP)
SIDE 1
1,TOO LATE
2,THE SILVER SCREEN
SIDE 2
1.I MUST BE CRAZY
2,DON'T TURN AWAY
3,GOOD TO SEE YOU
- G. PAUL SAMSON
V. MICK WHITE
D. CHARLIE MACK
B. DAVE BOYCE
K. TOBY SADLER
- 変則ミニLPです。
ファミリー・ツリーによれば、同じメンバーで、『1988』というアルバムを発表しています。それからのカットかもしれません。この『1988』って、調べてみてもわからないのです。もしかしたら、このミニLPを指しているのかもしれません。『AND
THERE IT IS』というタイトルはファミリー・ツリーに載っていません。まさか、ブートでもないでしょう。
キーボードがフィチュアされ、コーラスが多用され、ものすごくポップな作品群になっています。PAUL SAMSONのギターも今までになく軽快な雰囲気です。
これ一枚のMICK WHITEというシンガーは声が細くてメロディックな曲に向いているようで、PREYING MANTISに合いそうなタイプです。
過渡期的作品だったのか、「TOO LATE」、「THE SILVER SCREEN」、「GOOD TO SEE YOU」の3曲が次の『REFUGEE』に、歌を差しかえの上、再録されました。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
REFUGEE / SAMSON 1990
1,GOOD TO SEE YOU
2,CAN'T LIVE WITHOUT YOUR LOVE
3,TURN ON THE LIGHTS
4,LOVE THIS TIME
5,ROOM 109
6,STATE OF EMERGENCY
7,LOOK TO THE FUTURE
8,SOMEONE TO TURN TO
9,TOO LATE
10,SAMURAI SUNSET
11,THE SILVER SCREEN
- G.B. PAUL SAMSON
D. CHARLIE MACK
K. TOBY SADLER
V. PETTER SCALLAN
V. GARY OWEN(GOOD TO SEE YOU)
D. TONY TUOHY(SAMURAI SUNSET)
PROGRAMMING. CHRIS GOREHAM(ROOM 109)
- PRODUCED BY PAUL SAMSON
- 『AND THERE IT IS』の流れをうけつぐポップな作品です。
-
またも、シンガーのチェンジがあり、1曲めの「GOOD TO SEE YOU」のみ、GARY OWENという人が歌っています。クセのあるいい声です。甘く、べっとりしていて、それでいて存在感があるという。曲もほどよくハードで、とにかくオープニング・チューンいいなあ! と、うるうるしてしまいます。
この勢いで行けばかなりいい線行っていたと思うのに、その後は、装飾的なシンセにコーラス、キャッチーなメロディーと、非常にポッピーな歌曲ばかりになります。一曲だけ抜きだすとなかなかよくできているのですが、こればっかりだとワタシはツラい。
シンガーも2曲目以降、PETTER SCALLANにチェンジです。この人はどっちかというと青年的な声です。下手では断じてないのですが、アクがなく、ポップな曲調ともあいまってすんなりと流れてしまいます。
「ROOM 109」と「SAMURAI SUNSET」は、インストロメンタル・ナンバー。「ROOM 109」はお気に入りらしくコンビレーションやライヴにも顔を出します。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
- SAMSON / SAMSON 1993
1,HEY YOU
2,DREAM
3,BACK TO YOU
4,THE WORD
5,ROOM 109
6,SLIP AWAY
7,CAN YOU IMAGE?
8,IT AIN'T FAIR
9,USE IT BEFORE YOU LOSE IT
10,THE AGE
11,WHEN WILL I SEE YOU AGAIN
- G,V. PAUL SAMSON
D. TONY TUOHY
B. CHRIS AYLMER
- 別名『1993』と称されています。
このアルバムはオススメです。
- N.W.O.B.H.MやBRUCEの影を完全に断ち切って、リラックスしたPAUL
SAMSONさんのギター&ヴォーカル・アルバム。エッジのあるギターに 肩ヒジをはらない歌が、実にいい味を出しています。どことなく、ROBIN
TROWER みたいな雰囲気です。癒し系ハード・ロックですねえ。
一曲目の「HEY YOU」から、心地よくハードで、ポップというよりはブルージ−な曲調が続き、 PAUL SAMSONさん独特の音色ギターがたっぷりと堪能できます。
ワタシの選ぶベスト・テイク、「THE WORD」のヘヴィなリフの爽快感といったら、もはや桃源郷にいるようです。
- 「ROOM 109」(前出)と「CAN YOU IMAGE?」はギター・インスト。スコピンのウリさんにも通ずるジンワリとしたいいギターです。
結果的には、これが最後のオリジナル・スタジオ・アルバムになってしまいました。売れる、売れないは別にして、この路線の作品もグッドだったのに。残念です。
- ・その後のライヴ作品

- (from LEFTto RIGHT )
- LIVE AT THE MARQUEE / PAUL SAMSON'S EMPIRE 1986
- METAL CRUSADE'99
- LIVE IN LONDON 2000 / SAMSON 2000
- LIVE THE BLUES NIGHTS / PAUL SAMSON 2001
- ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
- LIVE AT THE MARQUEE / PAUL SAMSON'S EMPIRE 1986
1,BURNING EMOTION
2,STRANGER
3,VICE VERSA
4,FIGHTING MAN
5,A MATTER OF TIME
6,AFRAID OF LIGHT
7,TELL ME
8,TURN ON THE LIGHT
9,EARTH MOTHER
10,TOMORROW
11,DON'T TURN AWAY
12,STRANGER
- 1-9 LIVE AT THE MARQUEE 29TH MAY 1986
10-12 AT MUSIC WORKS IN MARCH 1986
- G. PAUL SAMSON
G. DAVE'BUCKET'COLWELL
B. KEV RIDDLES
D. MARK BRABBS
V. SAM BLUE
- PRODUCED AND ENGINEERED BY JO JULLIAN
- PAUL SAMSON'S EMPIRE名義のライヴ。
音質はあまり良くないです。
今回のシンガー、SAM BLUEはハイ・トーン気味のブルージー・ボイスで、なかなかアクがあります。どことなく、BACK
STREET CRAWLERのTERRY WILSON-SLESSER に声が似ています。
ただ、少なくともこのアルバムでは、あまりベストの歌唱を聴かせているとは言えません。高音が伸びきらない上に音程も危うく、声域があっていないんじゃないかと思いました。
「STRANGER」、「FIGHTING MAN」、「A MATTER OF TIME」、
「AFRAID OF LIGHT」、「TOMORROW」はアルバム未収録です。
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- METAL CRUSADE'99
/ TRESPASS/SAMSON/TANK/PRAYING MANTIS
8,BIG BROTHER
9,SIX FEET UNDER
10,TOMORROW OR YESTERDAY
11,MR.ROCK N'ROLL
12,VISE VERSA
13,GRIME CRIME
14,EARTH MOTHER
15,RIDING WITH THE ANGELS
- G,V. PAUL SAMSON
B. CHRIS AYLMER
D. THUNDERSTICK
- 日比谷野音でおこなわれたN.W.O.B.H.M.フェス!
再結成されたSAMSONの初ステージ!
8、9、10がファート、11が初期シングルより。
おやおや、9の「SIX FEET UNDER」はインストロメンタルになっちゃった。例のごとく、10-11はメドレーになっています。
12が『HEAD ON』、13-15が『SHOCK TACTICS 』のBRUCE時代。
ちゅうことは、NICKY時代の曲はなし。
お客さんはどんなだったんでしょうか?
SAMSONといえば、「MAIDENのBRUCEのいたバンド。」だもんなあ。
THUNDERSTICKの『オリ』は有名だけど。
- ワタシがその場にいたら、気狂うほど踊って叫びまくったことでしょう。
なんてったって、SAMSONだぞお!
うおおおおおっーーー!
ファーストの曲はともかくとして、BRUCE絶叫の「EARTH MOTHER」と「RIDING WITH THE ANGELS」はやっぱり、殺人的に難しい歌!
ファンが喜ぶからってよく歌いましたね、SAMSONさん。(パチパチ)
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